さすがに12年の生活ではいろいろ物が増え、部屋を引き継ぐとはいえ、残されても困るだろうものも多い。
整理していて驚いたのは、
衣類の耐久力。
特に気にしていなかったが30年前、アメリカのデパートで買って、「仕立て悪いなぁ~」と思いながらも使い続けている
TOMMY HILFIGERのトランクス。未だに健在なことにびっくり。30年前印象的だったのは糸くずだらけで、「真面目に作ったのか?」と思いながら、ホテルの部屋のなか、携帯はさみで糸をきれいにしていた思い出。
ユニクロのトランクスは、ゴムが数年で伸びてしまうものが多く、結構入れ替わった。ゴルフ中にずり落ちてくるのは困る。
また、生地が弱くなるなどで敗れてくるもののあった。日本ブランド、アメリカブランドに負けている。
もっとも、適正な寿命というものを考えると、適当にダメにするのは、企業存続のためのテーマかもしれない。
6-6ナイロン登場当時、ストッキングをどうやったら、早くダメにできるかを研究させられて、モラルの下がった研究者がいた。
白熱電球も1300時間とか言っているが、実際はもっと長くもつのもできるが、そうしなかった。
確かに30年も持つ電球や、下着がでてきたら、一人一生に何回かしか買わなくなって、会社が持たない。
消耗品的なポジションで何度も購入してもらう仕組みが必要なのかもしれない。
しかし、電球に関しては、蛍光灯で2,000時間、かつ低消費電力化、さらにはLEDで20,000時間、超低消費電力化と
需要、時代の流れなどから、高くても消費者は選ぶようになっているから、気にせず、長寿命高機能化を追求すれば人類はもっと幸せになっていたのかもしれない。値段は大衆の声など気にせず、その価値に対してつけていけばいいのだろうし、貧乏人相手よりも金持ち相手と割り切るべきなのかもしれない。オリエンタルランド(=ディズニーリゾート)をみよ!である。
数千円の値上げでギャーギャーいう連中を切り、一泊30万円よりのホテルが連日売り切れる。
買いたたきの大手企業ばかりが、市場最高利益!!と連年連呼を続けているのに、
そのサプライヤーが連年、赤字で何とか生き延びる方向で青色吐息な現状も同様で、吸血鬼のように自分の利益追求をしている巨大企業に十字架を突き刺して、コストプラスでないモノづくりの価値を、売価としていかねばならないのだと思う。
しかし、吸血鬼は魔力が強く、なかなか逆らえない。。。。(涙)
30年もった下着(たぶん、一緒に世界中渡り歩いてきた)も、さすがに、捨てさせてもらって、身軽に帰国しようと思う。
Yシャツは、テクノロジーがガラッと変わって、ノンアイロンシャツとかジャージ生地のものとかに切り替えてきたからそんなに古くはない。しかし、これで、仕事人生も終わりなので、Yシャツもそんなに着ることはなくなるだろう。
数枚程度だけもちかえり、残りは捨てることにする。
結局、インドネシアでは一度も着なかったスーツとかジャケット、
日本に持ち帰ろうかどうしようか悩むが、12年着なかったものがこの先きることもないだろうから、すてる。
なんか、もらって増えているバティック、日本では絶対きないので廃棄。
毎週、特大ビニール袋がいっぱいになるので、少しずつ(?とも言えない?)捨てている。
ゴルフウェアなんか、短いパンツタイプだと日本は顰蹙らしいから、これも廃棄かな?普段使いできるやつを除いて。
たぶん、この先、ゴルフもそうすることはないだろう。
でもクラブはまだ持っておきたい。これが一番の大荷物になりそう。
薬類、12年前のはとっくに期限切れなのだが、いろいろ残っている。誤解されない程度に処分しなければ。
レーザーキーボードとか3Dゴーグルみたいのは、どうしようかな。。。残して問題になりそうなものは破壊して廃棄、面倒なら持ち帰るしかない。
以前PS3を捨てたら、その中のアカウントからメールで、新しいソフトがダウンロードされたとか連絡がきて、焦った。
拾ったやつが使っているのだ。急遽、アカウント事ロックして使ってもいいが自分のアカウントで遊んでもらうように遠隔操作。
そういえば、U-BOXはこのままおいていく予定。First Mediaを26日に止めて27日に回収に来てもらうので、その先は、自力でつないでもらう。といってもEthernetに差し込むだけだから、問題ないだろう。U-BOX、日本だと何やら問題が多そうだが、法律のないインドネシア、使い放題。でも、ずいぶん助かった。最近のドラマ、大体、全部見れる。もっとも、大事な時に見れなくなったりするのもU-BOX. アメリカのドラマもみれて、日本ではやっていないスタートレックシリーズとか、うれしい。
後は、レトロなプリンターは廃棄するくらいか?
インドネシアのオーバーテクノロジーにならない程度に片づけて帰らないとね。。。
いろいろ面倒で、気が滅入る。