インドネシアのこの辺りでは、よく、具合が悪くなることを"Masuk angin"という。
「Anging (風)が入った」みたいなことなのか?と受け流していた。
先日、60肩で左が痛いので、トリビウムGFのマッサージに行った。
始める前に「Bahu kiri sakit 肩 左 痛い」といったら、一方的にMasuk anginだといわれ
Kulit? といって、何やら始めた。
なんと、有名なCoin massage。やると背中が魚の骨状のミミズばれになる奴。
ご存じない方は Webで"coin massage"として画像を見るとよい。
ただ、痛いのかと思っていたので、長年インドネシアにいてもやろうとは思わなかったし、
自分でMask anginになったかどうかがわからない。必要も感じてこなかった。
今回、されるがままに様子をみていると
痛いといった肩のほうからコインでこすり出す。
痛くない。なんか普通にこすられている感じ。
「60肩って、神経痛ポイから意味ないのでは・・・・そもそも風邪でないしなぁ」
と最初から疑問はあるものの、別に痛くもないのでやらせておいた。
肩が終わったら背中に。
別にこの程度だったらミミズばれにはならんだろうなぁ・・・と思いつつ任せておいた。
30~1時間ほど?で終わったといった。
別に背中が熱いわけでもなく、何も変わった感じはしなくて、一応肩を動かしてみる。
痛くない・・・なんで?効果を信じていなかったのでプラセボ効果もないはず。
その後普通にマッサージをして帰ってきた。
シャワーをしたとき、鏡を見て「お!これが有名な。。。」としばし感動。
これだけ赤いのに痛くないって、インドネシアン・マジック?
おかげ様で左肩の痛みが治った。
要は"Mask angin"だったということか?
一週間たって大分薄くなったものの、多少の跡がみられる。
日本だと乾布摩擦とか子供のころはやっていたが、似たようなものだろうか?
こちらは毎週とかやるものではなさそうだが、
40~60肩の人は、縁があればCoin massageを試してみるといいかもしれない。
健康な人は全然やる必要ないしきっと何も変化を感じないとおもう。模様がつくだけ(笑)