今まで、私一人に任されていたインドネシアの管理(といえば聞こえはいいが。。。放置?いやいや、資金支援等々、それはそれは多大なるご支援をいただいてきたわけで、そんなこというと罰が下る。でも。。。不安 こんな感じ)、

この先、自分が賞味期限切れになるため、ある程度、日本から管理してもらわないとならない。

そこで、10年前では無理だったが、今となっては当たり前のZOOMで日本と会議する習慣をつけてもらいたいと、

良好な会議室環境を作ろうとしている。

 

いろいろやっているが、”会議室”というのが実は難題で、この数か月いろいろ試行錯誤。

社員も日本も、そんな苦労は知らないだろうし、日本なんかいい気なもんで、「聞こえない!むかつき」とか言ってくるが

スピーカーの音あげてよ。。。。とか悲しい状態。マイクゲインを上げる技も使えたり使えなかったり。

 

何がそんなに難しいかというと、複数のマイクを各PCから立ち上げてしまうと、全体に放送するスピーカーの音が遅れて拾われてしまい、ハウリングが起きる。ヘッドセットでやるにしても、会議室に何人もいて話すと、直接の音と、ヘッドセットからの音がずれて拾われてしまい、とても話しずらい。同じ会議室にしても時差が発生したりもする。

解決方法としては、メインのPC、一台に音声を拾わせ、そのスピーカーを全体に聞こえるようにする、ごく普通の環境にすると、同じ会議室は直接の声、ネットの向こうはスピーカーからと、自然になる。

 

しかし、ここで、また問題。4人くらいがマイクを囲む環境であればいわゆる高感度マイクを中心に置けばよい

 

教室型に10人程度になると、この方法は適切でなく、四苦八苦中。

マイク1台では1mも離れると音が拾えなかったり、ノイズだらけになったり、そこに合わせると50cmのところの音がでかすぎたりと、会議室環境では非常につらい。

 

20世紀~21世紀初期の一般解は、高価な複数マイクを1台のミキサーに接続して、参加者一人一人の口元にマイクをつけて、そのミキサーの出力を1台のPCにつなぐ方法なのだが。。。これがとても高価。私のポケットマネーでは。。。

 

 

 

やっていて、思ったのは、人間の耳では普通に会議室の声は聞こえているのに、

マイクでは拾えていないという点。

別に遠い席だからとか近い席だからうるさいとか感じずに、普通に聞こえるのが、マイクでは大きすぎたり、そもそも音が拾えていなかったり、勝手にスケルチ(ノイズだと思って、拾わない)がかかったりと、人間が聞こえる音をそのまま拾ってくれているわけではない。

 

で、日本から3つほど、製品購入してトライ中。

1つ目は教室型会議室なので指向性をもたせて、マイク前方の音に集中させたらどうか?というので、こいつ。

 

近くは良いのだが、少し離れるとダメ。とてもではないが会議にならない。

毎回、話す人の近くまでマイクを寄せる必要がある。

 

で、5mまでOKのふれこみのこれ。無指向性で高感度ということだし

日本のSANWA製。

 

あまり状況は変わらないが、多少感度がいい程度。

普通ならこれでもいいのだろうが、教室型会議室では能力不足。

 

さらに、こいつ

 

割と有名になっているようだし、マイクを二つまで伸ばせるということなのだが。。。

SANWAの1つだけのマイクのほうがよかった。

なんか、小さい拡張用マイク、仕事していないというかむしろ邪魔をする感じ。コネクターから外したほうがきれいな音になる。

 

ただ裏をみるとBlueToothのコネクターがあり、

この写真で見るからに煩わしいケーブルはなくせる。4時間くらいまで充電していればいけるとのこと。

だから今日はこいつを使って、話す人に渡してどうか、やってみるが、

会議室で話す人以外の声は、あきらめる前提になる。

結果は、話している人の声だけ聞こえて、偶にほかの人の声も入っている感じだったが、少なくとも会議室側の話者が一人だけでTVの向こうと会話するならそこそこいける。)。

 

自分でも興味があるから、こづかいでいろいろやってみるのは楽しくていいのだが、、、、

それぞれ1万円程度の出費にもなっていて、そろそろ時間切れにも近づいており、早く解決策を見つけなければ。。。

それにしても、人間の耳というのは(本当は脳の機能?)とてもよくできていると感心する。

 

というわけで、残念ながらお勧めできるようなマイクが、今回は無かった orz...