じゃかるた新聞に講評がでていたので、つい購入して読んでみた。

なかなか、青春っぽい、いわゆるジュブナイル系だが、いろいろ面白かった。

 

変えたい過去てんこ盛りの自分には”一回だけ”という制限は、面白くないが、

本は面白い。

 

 

Back to the featureっぽい、続編への期待をさせる終わり方も、

多少使い古し感はあっても、良いと思う。

 

人は時間を戻って、未来を変えたかったり、別の分岐に行きたかったりするものだが

「ある人がそうしてしまうと、反動でとばされて、もともと良かった現在が無くなる人がいる」とするバックグランドに

微妙にそれを織り交ぜて、なかなか面白い世界観。この手のタイムトラベル物はどうしてもご都合主義的なところを避けらなれないが、それはそれで楽しめばよい。

 

今回はHontoの電子メディア, Iphoneで読んだ。

それでも、目が悪くて、色々疲れる。紙で読むのは大分厳しい。

 

40年前サンノゼ(アメリカ)に2か月~3か月の滞在を年2,3回しなければならなかったときは、

Japan Townのそういう本屋にいって2週間遅れの少年ジャンプや月間マガジンを3倍くらいの値段で買って読んだものだが、

いろいろ苦労した。今はどうなっているものやら。

NY出張の時は、マンハッタンの紀伊国屋まで、わざわざいった。めったにいかないが他にできることもない。

インドネシアでは、皆さんよく知るGrand Indonesia地下で紙の本が買えたが、そうそう頻繁にいかないし、高いし古いし。。。

 

インドネシアでも日本の新しい本、それがなんであれ、普通に読めるのはとても素晴らしい時代になった。

とはいえ、ピンポイントで読みたい本がわかればいいが、

日本の本屋さんをぶらぶら眺めて、これは!と思う本に出合う楽しみは、まだ難しい。

あと、何年かすれば、メタバースで本屋の中を散策して本を探せるようになるかもしれない。

最近、あの世界とは相性が悪く、直ぐ酔うようになってきた。

ゲーゲーと吐きながらのメタバースは勘弁してほしい。。。。