株式分割が3月末に終わり4月末。

昨日決算がでて、非常に良いという大方の予想通り。

で、その発表前後の株価。

大暴れ。

発表前日は4750円(100株で47.5万円)から4900円(49万円)まで上げて

発表翌日は4900円から4700円まで下げて4800円に。

 

普通の株式取引ー現物だと、

買っても支払の清算が4日くらいかかり自分の物となり、その後、やっと売れるという流れなので、

NISAの場合は長~く持って、いつか上がったら売って、その4日後、現金を手にすることになる。しかも一回でNISAのメリットが消える。

これだと、全然儲からないし、1往復するのに最低8日かかってしまうから、今回の上下動のメリットも得られない。

年金の不足を補うなど、ありえない。

 

しかし、信用取引という方法を合わせて使うことで、

一般老人でも日銭を稼ぐことが可能になる。

つまり、手元資金の同じ48万円を入金すると、与信枠は大体3倍(140万円くらいまで)、念のため2倍まで(100万円くらい)にしてより安全に運用することにする。

1)現物を買う 現金は-47.5万円だが、4日後までは払っていないので与信枠は丸々残る。

これをNISAにしておく。なので、その先は売らずに長期株主を目指す。配当等も非課税にもなる。

重要なのは、現金で100株買っても、まだ信用枠が丸々残っていてで売買が可能なことと、現物株にしたものを売らずに保有し続けられる点。

 

2)同時に信用で200株買う。47.5x2=95万円分が信用枠から減る。信用取引は、もともと株代金を支払うわけでも株券を手にするわけでもないので、

そのまま、直ぐに売ることができる。(デイトレーダーといえば、聞こえは悪いが、可能)

 

3)15:00近くの株価が上がったところで信用で買った200株を、4850円で”返済売り”する。48.5x2=97万円分で清算される。

このうち、税金が20.4%位、手数料がいくらか(会社と枠などの諸条件で変わる)でざっくり30%引かれるとして

差額は(97万円 - 95万円) * (100%-30%)= 1.4万円が手元に残る。

 

4)翌日 4850円で100株信用売り(最悪、現物渡しで清算できるから、読みがくるっても持っている現物の範囲でなら、割と空売りしやすい。午後下がったところ4750円で返済買いをする。7000円が手元に残る

 

5) 下げすぎ!とおもったら、信用買いで4720円で200株買って、15時前に4800円でうる。

(48万円x2-47.2万円x2)x 70% =16,000x70%=11,200円が手元に残る。

 

ということで2日間で1.4+0.7+1.1=3.2万円

が4日後、現金でゲット。年金の不足の足しには十分かもしれない。しかもNISA枠の株はそのまま。

 

うまく、流れに乗れれば、こんな感じだが、現実には真逆に行動しがちな人間の心理との葛藤もあり、

3回のチャンスのうち1回でもモノにできればいいほうだろう。

逆に大損する人もいるだろうし、そこは個人差の現れるところだろう。

特に、担保の株価(現物)が下がり与信枠が信用株分を割ってしまうと、強制執行とか強制清算とか、恐ろしいことになることもある。ただ、現物で返済できる場合は「現物渡し」で、NISA枠は無駄になってしまうが事なきをえることも可能。

 

今回のように株価が大暴れしてくれる機会はそうそうないので、”これで老後安心!”とはいえない。

金持ちほど、この信用枠は大きく(2桁以上)、わずかな株価の変動でも十分な利益を得られ、

貧乏人ほど、儲からない仕組み(手数料が高く、多少の変動では利益が得られない。)。

考え方は人それぞれでいいとは思う。

 

なお今回の例は、コロナの後、この先、回復しかないディズニーランドだから成り立つ方法。(TDLの呼吸 1の型)

 

少ない年金と貯金で死ぬまで、NISAを有効に使いつつ普通の暮らしを目指すには、

こういう方法も、合わせて考えたほうが良いのかもしれない。