先日、プアサ期間によらず、はまると始末に負えない渋滞を避けようといろいろ走り帰宅中、
ふと、前のトラックの落書きに失笑。
なんて書いてあるかというと
LEBIH SERING KETEMU MACET
DARI PADA KETEMU ISTERI
(より多く渋滞にあう、妻にあうより。)
まぁ、運転するとなると、実際そうなんだろう。
特に工業団地は一斉に帰宅となりバスの数が尋常ではないうえに、
くだらない交通規制で、直進させれば済むところをわざわざ直進を閉鎖していったん左折、
延々と渋滞を進み、またUターンして、また延々と渋滞を進む。その後、やっと左折で本来の道路に戻る。
直進なら、ものの数秒のところ20分以上かかる。
しかも、渋滞に関係のないはずの、横断道路も上下とも、もれなく渋滞になる。
インドネシアにはこういう規制がとても多い。
日本だったら前が開いていないときは、青信号でも止まるよう指導されているが、
インドネシアだと前が赤でも行けるなら、いく文化。信号が機能しないからだともいわれているが、
チカランの交差点は”比較的”信号が機能している気がする。バイクやアンコ(小型の乗合軽車両)は我が物顔で逆走、信号無視なんでもありとはいえ、
車はバカが運転するのを除き、割と落ち着いている。
2000人の会社が一斉に帰ると、1台40~60名分乗でも40台が各社からでてくるわけで、
その間、セキュリティーがあちこちで道路を止めてしまい、大渋滞を追加で発生させる。
バスの我が物顔に加え、バカ乗用車が逆走してでも渋滞に突っ込んでくるので、本来問題のない反対からの車が身動き取れず、バカ車両も動けないというお国柄。
一番は、この時間帯を大きくずらすことだが、客先や銀行との行き返りなど、微妙にひっかかるようできている。
先のトラックであれば納品や搬入で何往復もしないとならないときなど、既に最初から無理。
つい、「妻にあうよりより多く渋滞にあっている」とぼやきたくもなるだろう。
今なら18時30分以降くらいなら、そこそこすいていると思う。
特に今週はもう大手は休暇モードで5月まで出てこないそうだから、零細企業はがんばって最後の休暇前を仕事に集中できるだろう。休暇明けも大手は5月まででないそうなので、4月末には立ち上げておける。
昨日、キャディーが「もう休みなのか?」と盛んに聞いてきたが、そのくらい多くの会社が休んでいるのだから、
今週の残りくらいは平和に暮らしたい。