自分の劣化が想定よりも早い。

まず、視力がどんどん悪化していて、既に、製品の不良をみるどころか、

本を読むのも苦痛。以前なら2ページ20~40秒程度で読めていても、今や数行を何十秒もかけて苦労しながら解読している。

幸いまだ、PCの字は読める、、、というか読める大きさにして読んでいる。

 

歳を取ると、大抵のことは、正解と対応が先にわかってしまうだけに、周りの反応の悪さや遅さにいら立つことが増える。

この逆もあって、若い人たちは理解できているのに、自分だけ中々わからない、納得できないことがあると、爺特有の葛藤でイライラ。

結局、どっちのケースもイライラしてしまって、よろしくない。老害の一種であろう。

 

お客様の要求や社内の問題を、何とかしようと頑張るが、体力、気力も続かず、以前48時間, 寝ずに会社で仕事していた自分はもはやありえず、精精3~4時間が集中と忍耐の限界。

ものの何分か体が座っていても固まって、動作がヘンテコになる。

 

こんな状況になる前に、次世代の人たちに活躍してもらいたくて、2年位前から準備を進めつつ、移管してきたつもりだったが、

どうにもインドネシアの仲間たち、反応が鈍い(これも、先の症状がそう思わせるのかもしれない)。

このまま、引き継ぎ終了!で帰国してしまいたいくらいの状況ではあるのだが、想定ではあと10か月は耐える予定。

 

でも、その間、老害をまき散らすことだけは避けたい。。。避けたいのだけど腐ってしまった死体が臭くならないようにするのは無理なように、老化、劣化したからだからまき散らす老害はさけられないのだろうか。。。

 

インドネシアの諸々の”あるある”も耐えつつ、経験値をあげさせ(なので、問題解決では連中が自分たちでやらないと経験値にならない)、レベルアップ等をさせつつ、自分で狩りに出られるようにしないとならないのだが、今のままだと、レベル上げの狩り中にでも、連中、即死しそう。

でも、自分が死んじゃったら、幼い子を置いたまま亡くなるお父さん状態で、結局、何もできない。。。

 

もう一つ厄介なのは、老化は一方向にまっすぐ進むわけではなく、ギザギザと時々復活したり劣化したりを繰り返すから

周りは「全然OK」みたいに誤解される。実際、先週ゴルフで前半ハーフ39とか、ありえないスコアが出てしまったり(後半はしっかりいつもの自分に戻っていた orz)、結構な難問でもあっさり解いてあげられたりするから、周りも自分も「なんか、まだまだいける?」みたいな状態になる。でも、実際は「まだまだはいけない」から、困るのだ。。。

 

君たちの成長と自覚は、君たち自身でもってもらわないと、時間がもうないですよ。