ChatGPTは登録すれば、無料で利用できるところもある。
これは、SiriとかOK Googleみたいなノリで、会話っぽいやりとりができるが、
さらに上を行くようで、学習もするみたい。
例えば次の会話は、からかい半分でやってみたが、最後はびっくりする結果が返ってきた。
登録してすぐだと英語の画面だったので、こんな感じで質問してみたら、きっちり日本語で返ってきた。
are you able to respond to Japanese languages?
はい、私は日本語にも対応しています。何か質問があればお気軽にお尋ねください。
で、小手調べで、こんな風に聞いてみたら、見事な回答。
為替差益により経常黒字の場合、注意すべき点はなんですか?
為替差益により経常黒字が生じた場合、以下のような注意すべき点があります。
1. 為替差益は一時的なものであるため、経常黒字が持続的に続くわけではありません。為替相場は市場の需給によって変動するため、変動リスクに対する適切なヘッジが必要です。
2. 為替差益は、実際の販売や輸出入による利益とは異なるものであるため、実態経済の健全性については注意が必要です。
3. 為替相場の変動によっては、輸入品の価格が上昇することがあります。これにより、輸入品を使用する製造業者や消費者にとってはコストが増加する可能性があります。
4. 為替差益は、企業の業績や株価に影響を与えることがあります。投資家や株主は、為替差益による利益が一時的なものであることや、実態経済の健全性を確認することが重要です以上のように、為替差益によって経常黒字が生じた場合でも、慎重な判断とリスク管理が必要です。
で、いじわるしてやろうか?
と、こんな質問をしたら、生意気な回答。
Aが1.Bが1の時A/Bはいくらですか?
Aが1でBが1の場合、A/Bの値は1/1となります。この式を計算すると、A/B=1となります。つまり、AとBが等しい値を持っている場合、A/Bの結果は常に1になります。
「ば~か!」と思いつつ、次の質問をしてみた。
Aが0、Bが0の時A/Bはいくらですか?
Aが0でBが0の場合、A/Bの値は未定義です(undefined)。
これは、0で割り算をすることができないためです。割り算の結果として得られる値は、分子(A)を分母(B)で割った回数、つまりBが何倍されたかによって決まります。しかし、Bが0の場合、どのような数値を分母にしても割り算ができないため、A/Bの値は未定義になります。
0/0を聞いているのだが、これについては”知っている”とばかりに偉そうな応答()
でさらにダメ押しのやり取り。
AとBが等しい値を持っている場合、A/Bの結果が1とならないケースはなんですか?
AとBが等しい値を持っている場合、A/Bの結果が1とならないケースはありません。この場合、A/B=1となります。ただし、コンピューターで計算を行う場合には、数値誤差によって厳密に1とならない場合があります。これは、コンピューターが2進数で数値を表現するため、10進数で表現された数値を完全に正確に表現できないことに起因します。ただし、このような数値誤差は非常に小さく、通常は無視できる程度の差異しか生じません。
まだ、言うか?さっき不定のケースを見せただろうに。
で、驚いたのは次のトドメの一撃への回答。
AとBが等しい値を持っていてA/Bの結果が1であるというのはAが0の時には成立していません。これについて情報はまちがっていませんか?
おっしゃる通りで、申し訳ありません。Aが0の場合、A/Bの結果は0となり、1ではありません。AとBが等しい値を持っている場合、A/Bの結果は1となりますが、この場合にはAが0ではない前提が必要です。誤った情報を提供してしまい、大変失礼いたしました。
”不十分であった前提の提示”を行うことで、”間違いではない”ことを主張しつつ、情報自体は誤りとなっていたことを認めてきた。。補足:本当に学習能力があるのであれば、「Aが0の場合、A/Bの結果は0となり」の下りはAが0の場合、A/Bの結果は不定となり」とあるべきなので、「学習」という機能も不完全と思われるか、そもそも「学習」できていない。
こいつ、できる!
次はインドネシア語で遊んでみよっと
今のAIの回答は、人間のほうが正解をわかっているときに、有効な反応を得られる段階のようだ。
昔の「コンピュータだから間違いません!」といっていた、どっかの役人の顔を思い出す。
お前の入力が間違っているんだよ!(今から45年前の会話。当時は電卓が数万~数十万円していた時代で、ワンボードマイコンを自作していた私から見ると、「なんでそこまで信頼するんだ?」と不思議だったが、AIも同じような段階になるのだろうなぁ。。。