社員の一人がよく不調になる。家族も頻繁に病気になる。

彼の性格は非常にまじめで、いわゆる「あるあるインドネシア」ではなく、

真摯に心苦しく感じていて、それがプレッシャーになってさらに状況を悪くしてしまっている。

 

家族丸ごとだと、遺伝的とか、家の環境とか、食生活などが疑われる。

しかし奥さんもとなると、遺伝は除外。

で、、、食生活か?ということで

以前、貧血などが疑われたので、鉄分のサプリなどで様子をみた。

あまり、影響がなかった。

 

今回は家の環境かと、Google Mapで回りをみたが、特に問題らしいこともなく、

いわゆるインドネシアスタンダードな「長屋型一戸建て」

水回りの影響なのか、土がもともと汚染されているのか、放射性投棄物のあったあと埋めたのか、磁気的におかしな環境なのかと

考えたが、放射能測定器を貸そうかとおもったら、日本において来てしまった。残念。

とりあえず、できるところからということで、塩により付近の雑菌、バクテリア、ナメクジ系の退治をかねて、

盛塩させるべく、ロッテマートで塩1kg(たっぷりだぁ~)を買って、家の外の何か所かに置くように言ってみた。

日本だと、むしろ入手困難な海水からの塩が、こちらでは一般的で簡単で安く変えた(8000rp=80円)

上品にちょこんと盛る必要はなく、どっちゃりと握りこぶしずつ、置いておくように言った。

 

渡す前に孔雀明王の梵字でくるんでおいた。浄化の印。(こんなやつ↓)

 

 

ちなみに、インドネシアとシンガポールでは、「お守り」は輸入禁止品。

自力で書いても簡単。

オン マユラ キランディ ソワカ

 

そしたら今朝、写真を送ってきた(そのくらいまじめな方)

写真を見て、もしかしたら正解かもしれないと思った。

コケが多く、湿気が高そう。

この環境だと、もろもろの雑菌や微妙な生物が悪さをしやすい。

一旦、塩で環境を変えて悪いものを減らすというのはいいのかもしれない。

 

ただ、随分上品に、置くというより撒いているイメージで、

もっとどかん!と適当に何か所かにおいておくようにいったのだけど、まぁ。。。いっか。

これで、気休めにでも、しばらく楽になれば御の字。

でも、この環境。。。本当に浄化したほうがいい気がする。コケもいいものと悪いものがいる。

 

孔雀明王は日本では昔の「なんちゃらジャンプ」の漫画などで知られているのだろうが、誤解されているかもしれない。

この明王は優しい女性、インドの女神マハーマーユーリー。ゆりちゃん。

明王達の中で、武器を持っていない唯一の明王。

普通、菩薩とか観音とかになるのではないかとおもいきや、明王であるあたり・・・この世界もよくわからない。

 

もう一つ、盛塩について、

ちょっとローカルと話してみたら、彼女達は瞬間に理解した。(びっくり。イスラムにはない技なので)

効果についても、同じようなことを言っていて、インドネシアでもこの辺りではよく知られているのかもしれない。

ただ、彼の場合は、除草剤的認識なのかもしれず、ひとそれぞれ。

もっとも、私が渡すときに、変に怖がらないようにIni bakar jamur (これは菌を焼く)といったので、そういう使い方になったのかもしれない。

孔雀明王の浄化により、この一家が健康になりますように。

別に善意からではない。しょっちゅう休まれると困るからてへぺろ