なんか、今週、ドタバタと株価が乱高下していたが、今回みたいなケースだと、仕事するより儲かっている人は多いのではないだろうか?

 

発端はアメリカのなんちゃら銀行がつぶれて、パニックの世界感染で、一旦アメリカのなんちゃら大統領が適当なことをいって、回復して、まだヨーロッパのなんちゃら銀行がどうたらで、パニックの世界感染で、またアメリカの株が回復で今日戻ったところがあるみたいな、右往左往(乱高下?)している人たちがいることになる。今回の場合、アメリカが先にクローズしてどうなるか、正解がわかっているようなもので、それでも結構時差があったのは、お寝坊さんたちが相場を引っ張っているのか?ま、毎回そうという訳でもないし、以前のリーマンショックみたいなこともあるから、そんなに単純でもないのだろうけど、今回は漫画見たいな感じで、笑える。

 

そういう人たちが株を売ったり買ったりしているから値段が上がったり下がったりするんだけど、

「そんなんで儲かるのだろうか?」と思うような行動が多々見られる。これも自分的には謎。

客観的にみて、おかしい株価はおかしいと思われている範囲において正常になっていくのだと思うのだが、

「おかしい」の程度は人それぞれで他人事ながら、面白い。

結局どんな人たちが、株価を決めるんだろう?昔は機関投資家だといっていたが。。。今も一緒なのだろうか?

 

株価を動かす人たちは、「沢山売りたがって」いて、「安い値段なら買ってもいいよ」という人が現れた状態で、我先に売るからどんどん下がるのだろうけど(多分、個人が100株買うとか売るとかは全く影響ないので別世界の話)、

パニックで下がったから売ったり、それをみて更に下がったから買ったり、さらに、我も我もと売りにだすから雪崩が起きる。

ここで、面白いのは釣られて、関係の無さそうな業績優秀な株価も軒並み下げる。

 

どう見ても、「今回の騒動に関係ないだろ!」的な株までドカンと下がっていたのも、その世界の人たちの特異な行動といびつな構造(多分インデックス売買など?)の結果だろうが、貧乏人はこういうチャンスをうまく生かすと、個人年金問題も解決できるのかもしれない。

政府やメディアがあんな風に燥いでくれると、そういう機会も増えるだろうから、解りやすくていいのかもしれない。

インターネットで以前ほど金持ちの入手できるニュースと普通の我々が入手できるニュースとの間に

時差が無くなっていて、ほぼ同時に情報が手に入る時代ならではの話なのだろう。

 

つまり、21世紀の前半では、株価を決めているのは政府とメディアなのではないだろうか?
ま、今だけの特異な状況なんだと思うが。。。