インドネシアでもよく社員がかかっているデング熱。

死に至るケースは多くは無いとはいえ、先程大使館からの一斉配信メールでは

「1月19日、マレーシアにおいて、デング熱に感染した邦人がその後死亡する事例が発生しました。」とのこと。

インドネシア組も気を付けねば。

 

日本大使館からのメールの抜粋

(4)予防方法

 デング熱には予防接種も予防薬もなく、蚊に刺されないようにすることが唯一の予防方法です。デング熱発生地域に旅行を予定されている方は、デング熱を媒介するネッタイシマカ、ヒトスジシマカ等が古タイヤの溝などのわずかな水たまりで繁殖するため都市部でも多くみられることを念頭に置き、次の点に十分注意の上、感染の予防に努めてください。

●外出する際には長袖シャツ・長ズボンなどの着用により肌の露出を少なくし、肌の露出した部分には昆虫忌避剤(虫除けスプレー等)を2~3時間おきに塗布する。

●室内においても、電気蚊取り器、蚊取り線香や殺虫剤、蚊帳(かや)等を効果的に使用する。

●規則正しい生活と十分な睡眠、栄養をとることで抵抗力をつける。

●突然の高熱や頭痛、関節痛や筋肉痛、発疹等が現れた場合には、デング熱を疑って、直ちに専門医師の診断を受ける。

●なお、蚊の繁殖を防ぐために、タイヤ、バケツ、おもちゃ、ペットの餌皿等を屋外放置しない、植木の水受け等には砂を入れるなどの対策をとる。

 

昨年、予防接種については以下のニュースがでている。

 世界で初めて開発されたデングワクチンがインドネシアで承認され、16日以降、全国各地で順次販売開始している。これまで蚊に刺されないようにするしかなかったデング熱の新たな予防策として期待が集まる。

http://www.jakartashimbun.com/free/detail/32079.html

 

まだ、対象は9~16歳で、「9歳未満の子どもへ接種するには、さらなる治験結果を待つ必要がある。17歳以上の大人への接種についても、承認を待っている状態」という。

受けられる年齢の人は検討してもよいだろう。一回1万円x4回と決してお安くは無いが命の値段よりは遥かに安い。

 

私も昨年デング熱になったが、幸運だったことに、アセトアミノフェンでなんとかなった。

(商品名: タイラノール)。やばいのはデング出血熱になった場合で、アスピリンとかは宜しく無い。

 

以前、アメリカのボカラトン(フロリダ)にいたとき、

「killerモスキートが発生したから、家からでるな」みたいなことがあった。

アメリカらしく、ヘリで大量の殺虫剤を散布していた。

でも、インドネシアはそういうことをしないから、常々各自それぞれに注意しているしかない。