インドネシアのテクニシャンにアパートのメンテナンスや修理をたのむと、頼んだものは直せず、余計なものを壊していくから要注意。
先週、実は上の階から水漏れがあって、セキュリティーと相談し、テクニシャンに。
彼曰く上の階かどうかわからないと主張し(わかり切ってるだろ!)、天井に穴をあけて確認した。インドネシアの建物はメンテナンスを全く考えていないから管理用の穴がついていない。
で、開けた穴から覗いて、上から水が落ちてきているのを見て上の階ということになった。上の階にいくとなんか水の出る音が続いていたから、水は止めたとか。(だから、それを止めろと最初から言ってるだろ!)
結局それだけのことで、水漏れは治った。最初からそうだといってるのに・・・
開けられた天井はそのまま放置。仕方がないので、段ボールを張って塞ぐ。
そのとき電球の線も移動させたときに接触が悪くなり、つかなくなって、言うに事欠いて「これは古いからダメだ」。(お前がダメにしたんだぁ。)
流石に直せ!と直させたが、その時も危なかった。「ソケットはコソン(無い)だからどっかの電球を使わないようにして、そのソケットを付け替えていいか?」
こいつ、バカなの?
しかたないから、こちらから、
【ACEハードウエアが開いているから買ってきたらいいのか?】といったら、やっと電話で連絡してソケットが無いか聞いていた。最初からそうしろ!結果、あったとか言って交換していた。そもそもこいつらの仕事はこのレベル。
他にも水漏れしている水道栓があったが、此れ以上壊されてもかなわないので、
昨日ACEハードウエアで買ってきた水道栓を今朝自分で付け替えた。
(↑無事交換完了)
日本では結構、電気、水道なんでも自分でやっていたから、どうということはないのだが、道具までは持ってきていないので、本来なら任せたい。
でも余計に仕事増やされて元の問題は解決しないから、どうしょうも無い。
自分でやれば、この程度だと10分もかからない。インドネシア人だと色々壊して、これも直せない。パッキン交換対応でない(であっても売ってない)のも問題だが・・・この蛇口(流しの下まで全部で)4000円。
目くじら立てるまでも無いが。。。納得いかん。(プラス プライヤー800円、ペンチ 600円)
インドネシア人のテクニシャンというのは、この程度の作業でも、言いわけを1時間位考えて、結局壊して、出来ない理由をでっち上げて、お終い。
何もできない癖に自分は凄いんだ感を出しながら去っていく。
さて、
「男もすなる日記といふものを、女もしてみむとてするなり」、有名な土佐日記で主人公は紀貫之の娘。作者は紀貫之。
今風に書くと(マツコデラックス登場!)
「なんかさぁ、男たちってブログやってるんだって?あたしもやってみようかしらとやってみたのぉ」
という感じ。今から1100年位前に既にマツコデラックスばりの文芸作品が登場。船旅日記のようなものだが、内容もさることながら設定の面白さと奇抜さがよい。それでいて、背景に流れる亡き子供への思いが強く伝わる。
(注: 本当は死んでしまった娘への思いを昇華させてできた作品なので、茶化すのは気がひけなくもないが、ご当人の作風もユーモアなどがあり、それも娘への供養となっているであろう。これも供養ということで)
今回の一件、
土佐日記12月24日の部分を借りてインドネシア人テクニシャンに一言:
「一文字をだにしらぬ者、しが足は10文字に踏みてぞ遊ぶ」
マツコデラックス風訳↓
「1つも知らないくせに、偉そうに足だけ(口先だけ)10も知っているような感じで遊んでんじゃないわよ。」
と言いたい!
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注: 誤解の無いように補足: 本来の土佐日記の内容は以下の通り:
「ありとあり上下、童(まで酔いしれて)、一文字をだにしらぬ者、しが足は10文字に踏みてぞ遊ぶ」
マツコデラックス風訳:
「なんかさぁ~、お偉いさんとか、下っ端、ガキ(酔っ払っちゃって困ったのよ~)、字も読めないような奴まで大勢来てくれてさぁ、もうみんな無礼講っていうの?あんな感じで嬉しかったのよ」
と、感情的なものは180度違うということを付け加える。