近頃のわかいもんは・・・・、行動力もあり考えも、しっかりした人が多い! | 蓼科企画 西村のブログ 不動産情報/Youtube で、地域生活情報を発信中!!

近頃のわかいもんは・・・・、行動力もあり考えも、しっかりした人が多い!

近頃のわかいもんは・・・・

というような表現で、どちらかというとマイナスの言葉に続く表現をする先輩方がいます。

 

先日の熊本の大地震、2011年の東北の震災の時など
若い人が日本中から集まって、ボランティアに精を出す姿が多数ありました。

 

インターネット用のSNSやtwitterなどを利用しながら、被災地の様子を
いち早く個人の力で情報発信する方も多くいて、その情報で助けられた

人も多いことかと思います。

 

近頃のわかいもんは・・・・ 40歳である私の目にうつるのは

自分たちの世代より、非常に意識の高い人が多く、優秀であるということ。

私が20歳の時のことを振り返っても、何か大きな震災があったとしても
自分のお金と労力を使って、現地にボランティアに行く、という考えすら

頭にありませんでした。

 

私が思うに、今60歳の人、40歳の人、20歳の人で、

幼少から大学生の間に何をして過ごしてきたのか、どんな情報を得て

成長したのかが違います。
それによって、大人になった時の考え方が変わるし、行動も変わります。

 

私が20歳のころに、インターネットのスタートの時期がありました。

すでに20年前です。

 

今、社会人になりたての人は、10歳のころからは相当にインターネットなどを

利用した情報化社会に生きています。

 

自分のような年を重ねてしまった人間とは、まるっきり新人類が社会に出てきているということを認識しなければなりません。

また、学校教育なども自分の当時よりも相当にレベルが高く成熟した教育がされていることでしょう。

 

世の中の流れは、大きくダイナミックに変わっています。

20年前であったのなら5年分の変化が今では半年ほどで変わってしまっているように感じます。

そして、今の若い世代の人は、それを肌で感じながら成長してきた世代であるため、変化に対応するのが自然です。

 

若い世代の人が自分とギャップがあるように感じるのは、自分が年をとってしまったからで、時代の流れとしては若い人のほうが正解であるのだろうと思うほうがよいかもしれません。

 

ローマの壁には 「近頃の若いもんは全くなってない・・・」のような言葉が刻まれているようですが、わたしはそうではないと思います。

 

自分は尾崎豊世代なのですが、 卒業という曲にあるように「校舎のガラスを割っていた」という言葉に代表されるような古い世代と 震災があれば真っ先にボランティアに行く人達がいる世代、 まったく違いますね。

 

年を重ねてしまった世代は、若い世代の感性や能力をいかにしたら

取り込んでいけるのかを考え、

若い世代を自分たちの古い形に押し込めるのはなく
その人達にいかに自由な発想で仕事をしてもらうかを考えるべきに思います。

 

 

テレビのなかで頑張っているボランティアの若い人を見て、大きな刺激をもらったので、今日のようなブログを書きました。

 

自分はボランティアスタッフとし熊本には行けませんが、自分のやるべきこと、仕事を全うすることで地域に貢献していきたいと思います。