地方への移住に関しての意識調査 という記事(長野日報より)
2014年9月20日の長野日報の記事に
日本政府が東京都民男女 約1200名(18歳~69歳)にアンケートした結果の記事がありましたので、転載 それについて思ったことをつらつらと書きたいと思います。
まずは、
◎移住を予定している、又は検討したい、 と回答した人が4割。
そんなにいるんですかね~、といった印象。
◎10代、20代の男女の移住志向の比率が46.7%
◎男性の50代 50.8%
上記の2つの方々の移住志向が高いようです。
移住とか仕事を変えるとか、人生を変更する岐路の年代なのかも
しれませんね。
◎移住をするにあたっての不安な点は 「働く先」 41.6%
やっぱりな、という結果。
仕事があって安定した収入があれば、環境のいい場所で
暮らしたいと思うのが当然かなと思います。
◎自分の出身地へのUターンを検討 10代、20代の男女が高い
最近の地元志向、住み慣れた環境で暮らしたいという気持ちの表れでしょうか。また、30代ともなると今の場所でも慣れてきて、地元に帰る気持ちが薄れてくているのかもと思います。
◎別荘、セカンドハウスなどの二地域居住への希望 は、60代男女が高い。
これまた、当然かなという結果。
仕事が終わってであれば、自分の好きな場所で暮らしたい、そんな希望を持ちます。
ましてや、子育て、仕事、地域のこともひと段落、
時間に余裕もあり、元気であれば、現在の居住地と自分の好きな場所との二地域居住を希望したくなる気持ち、痛いほどわかります。
今や、日本全国、日本政府も 地方への移住を推進しています。
地方の人口が減り続け、都市部に人口が集中している
だから、移住を推進 そんな傾向にみえます。
私は、不動産の仲介業という仕事柄 そういった方々に接する機会が多い職種です。
最近にとくに思うのは
政策や人口目標、自治体の存続という側から補助金などを出すことによって移住を推進していいのかな、ということ。
その方が望んで移住をしたいのならば移住を、という自然な流れから
こっちはお得ですから~、みたいな行政側の都合で 移住者の人生を
左右するようなことは どうかな、 そんなように思っています。
土地や建物、その不動産だけで選ぶのではなく その地域ではどんな生活ができるのか?
そんな状態で、この地域を選んでいただけて、この地域に住みたいから 不動産を買いたい!
そんな方々に不動産を紹介できればいいなと思います。
※私は、各地方団体の移住政策を反対している訳ではありませんので
あしからず。
西村
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