実家の片づけ という大きな課題に直面する時が、いつか来ます・・・・
週刊 東洋経済 2014,8/23日号の
実家の片づけ という特集号 とても興味深く読みました。
今や全国で空家対策が問題化してきています。
ご自分の近所を見回してみても、結構な数の空家 ありますよね?
ちなみに長野県の空家率 19.76%だそうです。
でも、中古住宅の売却希望の数は決して多くありませんし、戸建ての賃貸なんて、ほとんど存在しません。 なぜなんでしょう?
これ、単純に思うことは
空家にしている位だったら、貸家にするか、売ればいいんじゃない?
だれでも真っ先に思うことです。
しかし、それが現実的には難しい、その中でも 中にある荷物を
片づけるということがいかに大変な作業であるのか?
それを特集したものでした。
今回書いていることは、雑誌からの抜粋もあれば、自分が不動産業に携わっていて感じていること、また自分の実家のことを含めて書きます。
・親の世代(高齢者世代)は、使わないものであっても捨てることができない。
(これ、高齢者だけじゃなく自分にもあてはまってますかね)
・周りからの意見を聞き入れず、処分に協力しない親
・処分費用をケチって自分で処分場に持ち込もうとするが、その行為自体がものすごい重労働で進まない。
・両親とも他界した後であっても、兄弟の荷物置き場となっている現実。
・親の兄弟がお盆だけに集まる場所として慣習化してしまっている。
・建物を壊すと土地の固定資産税が数倍にあがる
と、まあ たくさんの理由があって 空家を処分することは難しいことがからんでいます。
ちょっと前に流行った 断捨離 みたいなものなのでしょうが、
いつか処分しなくてはならない時がくるのであれば、早い時期に
対応して 次の手段を考えるというのがいいんだろうなと
思います。
私たちの仕事は、モノであふれかえっている家を売却したいという相談が
あると、まさしく このことをお伝えして実行してもらう作業からのスタートです。
ですから、私たちほど こういった場を経験する人はいないのかもしれません。
でも、私も他人のものはアドバイスしますが、自分の部屋は片付いていませんので、難しいものですね。
西村
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