お盆の茅野市(蓼科)は、混んで混んで、人があふれています。。。。 | 蓼科企画 西村のブログ 不動産情報/Youtube で、地域生活情報を発信中!!

お盆の茅野市(蓼科)は、混んで混んで、人があふれています。。。。

8月に入って、急に道を走っている車が高級車が増え、

ビーナスライン沿いの蕎麦屋には、駐車場が車であふれかえって

います。


そう、観光客と別荘オーナーが、一挙に押し寄せているのです。


首都圏の息がすえない位の暑さを避けて、避暑に来ている観光の方や

別荘オーナーの方々。


この地域で楽しい思い出を作っていただき、ありがとうございます。


そして、おいしい蕎麦や夏野菜などを買い求めていただき、ありがとうございます。



と、まるで観光協会や地域の市議会議員のようなコメントをしてしまいましたが、

茅野市(蓼科エリア)で飲食店や宿泊業などを営む方々は、この1か月が

かきいれ時となっていることでしょう。


そのことは、地域に住む人ならば 誰でも肌身で感じるもの。


このことが、地域経済にとって どのようにありがたいことなのかを

数字で検証していきたいと思います。



まずは、茅野市の人口について


茅野市の人口は、 2013.8.1現在において


人口 55,723人。 世帯数 22,043世帯。


それに対して、

住民票を置いていないが不動産を所有している人(セカンドハウスや別荘所有)


H21年の観光協会発表で、 約9800 人。



茅野市は、一戸建てとアパートの世帯含めて、22,000世帯に対して、

約10,000世帯もの非居住住民がいるということになります。


諏訪エリアの6町村で茅野市が人口や世帯数で一番多いのですが、

それは、居住者の数だけでの話。


この、隠れた非居住者の方々の建物を入れたら、他の市町村とは

比較にならない規模になるのです。

その方々が、5月~10月位を中心に、とくには8月に集中して

この地域に訪れてくれるということになります。




次に、各種 税金に関して


セカンドハウスなり、別荘なりを所有しているとかかってくる税金ですが、


主たるものは、 固定資産税 と 住民税(家屋敷税)、不動産取得時に、不動産取得税。


茅野市に納税されるものは、固定資産税と住民税(家屋敷税)


長野県税としては、不動産取得税。



固定資産税に関して


土地に関して

蓼科エリア特有の借地権だと、土地の固定資産税を直接別荘利用者が払うことは

ありませんが、財産区が支払っています。


建物に関して

建物は新しい建物ほど、評価額が高いため払う税金も多くなりますが、

建物所有者であれば、固定資産税を払います。




住民税(家屋敷税)に関して

(一般個人の方が所有者の場合で、茅野市に住民票を置いていない場合)


茅野市税 3,000円、 長野県税 1,500円 の合計4,500円。(年度により変わります)


法人の保養所などの場合は、さらに大きく・・・・


茅野市  法人市民税 5万円~300万 

長野県  法人市民税 21,000円~840,000円まで


ということで、多くのトヨタ系保養所をかかえる茅野市は、実に恵まれた税収入環境に

あるといえます。



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さてさて、本日のブログで 茅野市の別荘数と税金に関して

書いてきたかと言いますと、


それは・・・・


茅野市(蓼科、白樺湖・車山など)に遊びに来ていただける観光の方や

毎年、定期的に利用をいただいている別荘オーナーの方に

私たち茅野市民は感謝をして生活しなければならないなと

つくづく思ったからです。


日本中見回してみても、茅野市ほど 観光もあり、別荘もあり、

製造業やサービス業が充実していて、それでいて、自然豊かな場所は

ないように思います。


だからこそ、縄文時代から人があつまる場所であったし(日本最古の国宝 縄文のビーナス)

現在も観光の方が毎年、観光に来てくれるのでしょう。


この狭いエリアに、温泉旅館やホテルが立ち並んだ場所は、県内でも

そう多くはありません。



日本中、遊びに行く場所の選択肢は 無数にあるなかで

この地域を選んで遊びに来てくれる、 それは何らかの魅力が

あるからにほかなりません。


日本全国の市町村数はというと・・・


市 789、 町 746、 村 184 合計 1,719市町村だそうです。(H25 1/1)



1700もの市町村があるなかで、自分の人生でどれだけの場所の

ホテルや旅館に泊まったことがあるのでしょうか。


そうやって紐解いていくと、観光資源のほとんどない市町村が多いように

思います。


その点、茅野市は逆に多すぎて、まとまりを作れないという贅沢な悩みを

抱えているように思います。


ビーナスライン、蓼科、蓼科中央高原、奥蓼科、白樺湖、車山高原


どれひとつとっても、他の市町村にいけば 目玉観光拠点になるものばかりです。



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そろそろ終わりにしますが・・・現在の蓼科企画の大きなテーマは、 



この地域がいつまでも元気で、人々の集う場所であることに寄与すること」 です。


そのために、3つのアプローチから 事業を構成しています。

1、地域の大切な資産である不動産を 次の方にお渡しする 


蓼科企画の不動産情報 http://tateshina-life.net/ (不動産業)



2、地域の事業・技術者・雇用を次世代につないでいく


お仕事譲渡ネットワーク長野 http://jooto.jp/  (事業譲渡、M&A、任意売却)



3、地域の魅力を多くの人に伝え、楽しい街づくりに貢献する


たてしなの時間  http://tateshina-times.jp/  (地域情報サイトの運営)



私自身、多くの別荘地を見たり、観光地を歩いたりしていますが、

茅野市周辺の雄大な景観と通常に生活するにあたっての生活のしやすさと

いう点では、他の場所の群を抜いていると自信を持って言えます。



ということで、観光や別荘オーナーの方への感謝の気持ちから

話がだんだん ずれていき、 最後には この地域が一番だ~! という

オチになりました。


自分で読み返して、なんと突拍子もない文脈だなとびっくりしましたが

なんとなく、気持ちを前面に伝えられているような気がするので、

あえて修正することなく、公開しようと思います。



それでは、みなさん 熱中症にはお気をつけください。


                    西村