『リゾート物件って特殊な規制がたくさんので、ご注意を！』

リゾート物件や別荘物件は、たくさんの規制のなかで建築されています。

蓼科高原や原村・富士見高原にもたくさんの別荘物件が存在しているのですが

それらは、その別荘地特有の規制を守った建築となっています。

仕事をしていて、各場所、各別荘地に、これほどの規制があるの？という位の

違いがあります。

上記の写真は、蓼科高原の　「八ヶ岳中信高原国定公園内の基準について」

茅野市役所　の発行の書類となります。

蓼科高原の通常別荘の建っている場所は、

国定公園内の第２種か第３種、又は国定公園外の別荘分譲地となります。

その各々によって、茅野市生活環境保全条例で建蔽率と容積率の規定があり、

建築基準法では、別の建蔽率と容積率の規制がかかっています。

また、そこに更に　別荘地独自の建築基準が存在します。

上記の建ぺい率と容積率は、わかりやすい一例であって

他にも　様々な法令基準が設けられています。

このような状況ですので、首都圏やエリア外の建築業者の方が

初めてこのエリアで建築を請け負うという時には、注意が必要です。

様々なエリアで建築を行っている建築業者の方ならば、少し手間をかければ

大丈夫かと思いますが、

普段は、ほぼ決まった場所で仕事をしていて、知り合いの紹介で急きょ頼まれた、

そんな建築業者の場合には、しっかりとした事前調査が必要になると思います。

ここまで書きましたので、もう少し

水廻りの工事は、できれば地元の業者を使った方が無難です。

もちろん、地域の冬の凍結度合いなどを熟知しているから、という理由もありますが

建築後、冬場などに　水道管が水抜きの失敗で破裂してしまったなどという場合

地元の業者ならば、すぐに対応してもらえるでしょうが、遠い業者だと

それも難しいでしょう。

山間部は、２月のもっとも寒い深夜から朝方にかけての温度は

マイナスの１５度程度に冷え込みます。

都市部の常識が通じない部分が存在します。

そんなところからも、水廻りは、そのエリアを熟知した業者に頼むのが

いいかと思います。

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