移住して実現したいこと、それをヒアリングする大切さとは・・・

私は、お電話でお問い合わせをいただいたお客様にも、来店いただいて相談いただいたお客様にも共通して大切にしていることがあります。

それは、　お客様の実現したいことをよくヒアリングすること　です。

将来に考えているような夢や将来設計。　

そのなかに、不動産を選ぶにあたっての重要なことがあることがあります。

わかりやすい例でお伝えします。

西村　　　「どんな土地をお探しですか？」

お客様　　「そうですね、１５０坪くらいで予算は８００万くらいですかね・・・」

西村　　　「どんな生活をしたいんですか？　家庭菜園とかですか？」

お客様　　「強いて言えば、薪ストーブの置いたり、庭で花を作ったり・・・

　　　　　　　明るい感じがいいですね」

西村　　　「そうですね、他にはどうですか？」

お客様　　「そうですね、かなり先になるかもしれませんが、喫茶店を開きたいですね」

＊＊＊

この会話のなかで、私なりにいろいろなことを思い浮かべながら

取り扱いしている物件のなかで、条件にあいそうな土地を選んでいっています。

上記のお客様で私が一番気になる要望、それは・・・

将来に飲食店を開きたい、　ここです。

理由はいくつかあります。

・お客様の駐車スペースを確保しなくてはならない。

・お店として、わかりやすい場所でなくてはならない。

それ以上に気になるのが、

・できれば下水道接続エリアの物件でなくてはならない。　ということです。

茅野市の高原エリアや里山エリア　原村のリゾートエリアなどでは、

下水道に接続できないエリアも多く、個別合併浄化槽の設置が必要と

なります。

設置費用は、５人槽のような小さなもので、概算１００万～１３０万程度

（市町村から補助金制度あり）

ただ家を建てるだけならば、上記のような金額の小さい合併浄化槽ですみます。

がしかし、飲食店で許可を取るとなると話は大きく変わります。

この個別合併浄化槽の規模で大きいものが求められるのです。

業種や業態、その規模によって違いますが、５００万～１，０００万という

金額になることもあります。

最初は普通に住居用として家を建てた。でも将来には飲食店にしようと思っていた。

このようなケースには、許可を取るのに　莫大な金額がかかってしまうことが予測されます。

だからこそ、初期段階でのヒアリングが大切なのです。

一歩間違えると、夢が実現できなかったり、大きな代償を払わなくてはならなかったり・・・。

このような記事を書きながら思うことは、

「不動産業とは責任は重いが、お客様の夢の実現をお手伝いできるいい仕事であるなあ　」と感じます。

大変でもありますが、一日一日、一案件ごと勉強です。その積み重ねだと感じる今日この頃です。

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今日、高校野球で母校が負けてしまいました。　私は高校球児ではありませんが、

高校野球での母校の敗戦は、心にひっかかるものがります。

やはり　高校野球は青春のシンボルだからでしょうか。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　西村

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