「長野県茅野市にて二地域居住を」 読売新聞 H24.1.6 1面に掲載されました。
読売新聞 平成24年1月6日(金)朝刊1面
「日本あれから 4」
震災以降にこれまでの生き方を見直して、生活に変化がある人々に
注目した企画です。
長野県茅野市にてセカンドハウスを購入して、生活の充実を
図っている家族の記事を掲載いただきました。
そのまま転載します。 ********************
ネットワーク配線関連会社を経営する横浜市の男性(67)は昨年7月、
長野県茅野市に家を買った。食の安全が問われた数年前から自給自足に
関心を持った。
あの日、家族の安否確認ができず、自宅まで半日かかった車の中で
考えた。 「妻や息子が集まれるバックアップ機能のような場所がいる。」
300平方メートルの畑つきで約1,000万円。
会社の収益は上がらず、主な収入は年金だ。それでも思い切った。
毎月長野に通い、ソバの実をまき、野沢菜を漬ける。
「金はたくさんなくても、日々の生活を丁寧に送る場所が見つかった。」
考える消費が幸せにつながる。
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昨年の震災で日本は大きく影響を受けました。
分かりやすい復興のための費用とか再びインフラを整えるとか
原発をどうするとか・・・
それだけでなく、自然の脅威を身近に感じたり、
都市インフラがストップすることでこれまで通りに生活ができなくなるという
都市インフラの欠点などを感じざるを得ませんでした。
そんななか、自分の生活の質を高めたい、本当にやりたいことをやろう
そのような動きが確実に出てきています。
死を感じることで 生の充実を図る。
一瞬一瞬を大切にしなければいけませんね。