あの頃は良かったとか言い出すと、年寄りになったなあと思うけど、今はどうなのか実は知らないけど(笑)、私の小学校の先生方は温かかったなあと思う。
そう思った理由。
こないだ、夏休みの読書感想文の話を書いたけど、正直、これが苦痛だった。
まず、指定図書が面白くない。
いやらしい言い方をすると、私には指定図書のレベルが低かった。本の内容が幼すぎて感想を書くのが辛かったのだ。
でも書いた。私の視点で。
で、必ず学校代表までは行くの。そこから先に行けないの。
で、先生に言われるの。
「お前の作文は素晴らしい。俺は大好きだ。でも、お前の作文は賞が取れないんだよな。お偉い先生の求めてる子供らしい作文じゃないんだよな。」
「でも、賞を取れるような作文を書くのは嫌だろ?だから、好きなように書けよ。」
何人かの先生に言われたの。
ありがたいなあと思うのは、書き直させれば、賞が取れるような作文に出来るところを敢えてしなかったこと。
私の視点のままで書いた作文をそのまま学校代表として出品してくれたこと。
私の感性をスポイルすることなく、そのまま書かせてくれたこと。
子供の個性を大事にしてくれるありがたい先生方だったと感謝してる。
お蔭で今も作文大好きです。
先生ありがとう。