何のために英語を勉強するの?と聞かれれば、

学生は試験の為、社会人ならば仕事の為等.....いろいろありますが、

こども英語教室に通う子供は、はただ純粋に楽しいから英語で遊ぶのです。

勉強という概念などはありません。

 

文法ルールを教え込んだところですぐに忘れてしまうでしょう。

ブルース・リーの名言、まさに Don't think, FEEL!! 考えるな、感じろ!!のように 

フレーズを繰り返しているうちにいつの間にか習得してしまうのがこどもの得意技です。

教えてもすぐに忘れてしまうのなら教室に通わせる意味などないのでは?

そんなことはありません。英語で沢山遊んで楽しかった記憶は

何年あとになっても鮮明に呼び起こされて

その子の英語の芯:よりどころとなるのですから。

 

レッスンでは初回から英語カードでひたすら遊びます。

読み上げられるセンテンスが耳に馴染むまで、馴染んだセンテンスが

いつの間にか自分で諳んじられるまで。

子供にとってゲームに勝つことは大変気分の良いことで

そのためにはカードに書かれたセンテンスを覚えてこなければと、

負けず嫌いな子供は驚くべき速度で

おっとりちゃんも友達に刺激されてそれなりに

それぞれのペースで、基本センテンスがテンポよく言えるようになります。

 

 

夢中で遊んでいるうちにカードのキャラクター達は大切な遊び友達となり

子供の頭の中で、その子のお気に入りのキャラクター達に命が吹き込まれるように

オリジナル・センテンスではない新しいセンテンスが次々に生まれます。

 

「ここをちょっと変えたら、面白いね?」

「こんなマイ・カード作ったよ。見て見て!!爆  笑爆  笑

このようにして初めはセンテンスの(主語の)置き換えごっこから

楽しい英作文の種が蒔かれます。

 

 

キャラクター達のお話づくりは空想力と想像力が刺激される遊びです。

現実離れした空想力も、次々広がる想像力も

バツ✖なんて絶対に存在しない、という安心感で守られている教室の中で

言い放題、笑い放題に気持ちの赴くままお話づくりを楽しみます。

 

 

ー 空想は知識よりも大切だ。

知識には限界があるが想像力は世界を包み込む。

(アルベルト・アインシュタイン)

ー 「知る」ことは「感じる」ことの半分も重要ではない。

(レイチェル・カーソン)

 

小6、YKちゃん作

 

 

表現は豊かになり、少しずつ話が続くようになり、やがては漫画まで!描くように育ちます。

 

小6、YIちゃん、YKちゃん作

 

この様にしてカードに沢山親しんだ生徒は、先生に褒められたり仲間に認められたり

笑いあったりと楽しかった記憶(よりどころ)をいっぱい重ねてきているからこそ

英語のGRID (グリッド)の基盤も出来ており、その先の本格的な英語学習へも

「もっと、もっと!!」 と気持ちが向かっていくようです。 

そして更に、この空想力・想像力・妄想力の火種

大きくなっても心の中でずっと燃やし続けておくと良いのです。

 

本校の高校生クラスでは指定された文章の英訳ではなく、

テーマについて考えたことをアウトプットする意見英作文指導の機会があります。 

最後まで興味をもって読んでもらえるような英作文が書ける要因は

書き手のもつ経験値と思考の深さ、そして独創性だと思います。

「私はこれが好き!楽しい!大事だと思うから誰かに伝えたい!共有したい!」

豊かな感性のある人は、小さいうちから「思考の種」を心の中に育てます。

 

高1、Yさんの素晴らしいライティングもこの度ロジャー先生に高い評価を頂き

本部ブログの英作文紹介の中で掲載されました。お祝い 

 

 

ウィングローブ英語塾 本部ブログ (winglobe.jp)

 

 

小学生の英語入門クラスと大学受験合格を狙う高校生クラス

一見大いに違えども、共通して私が奨励することは

「自分はこう思う」ということを表出してみることや、

ほかの人達の意見に共感したり、自分とは違う観点からの意見を知ることで

新しい物事の捉え方を学び見識を広げ、自分の度量を大きくしていくこと です。

 

そのプロセスは暗記中心の勉め強いられる(ツトメシイラレル)勉強ではなく

自ら進んで一つのことを掘り下げて考えていく、歓びで満たされた知的作業になるでしょう。

「深く考えることは楽しい!!」 そう思えるように

本校は年齢層に応じた様々な仕掛けで生徒の心を刺激しています。