猫の皮下点滴


2022.10.02 下書きが保存されず死っ真顔



昨日の流動食の飲ませ方に続き

今日は皮下点滴のやり方を細かく説明します


長いよー泣き笑い

何年私は自宅で輸液してんだろ。。

7年くらいは、歴代の子で続けているかもー魂





これは胡蝶爺の輸液↑


通常、ラクテックはピンク色なんだけど

胡蝶じはカクテル点滴ゆえ黄色でござるのよ


猫が腎臓病になると腎臓の機能を手助けする為

輸液は必須です

症状が軽い子だと、週1で病院に連れて行き

皮下点滴を先生にしてもらう。で済むのですが


腎臓の病気は段々と悪くなるので

いつか自宅で

毎日点滴をしなければならない日が来ます


うちの子は朝晩、1日2回してるんだ魂が抜ける










さて、この輸液なのですが↑

冷たいまま体内に入れると、妖精さんが

冷たくてびっくりしちゃいますアセアセ

人肌にレンチンして使ってください

もちろんお鍋にお湯を沸かした中にポチャンしても大丈夫だよー

*注意がいくつかあり

必ず人肌ね!熱すぎるとビタミンが消えてしまいます

妖精さんも熱いと可哀想!温度は気をつけてあげて


*この後この輸液↑に針を刺しシリンジに輸液を吸い取りますが、その時針🪡を刺したままレンチンしない様に気をつけて!!スパークしちゃうぞ!!








温めた輸液は↑フックにかけ、吊るします

1番作業し易く、吸い取りやすのでおすすめ








この針を🪡↑輸液に差し込みます








①必ず1番初めは↑この状態にします

緑のTをよく見ると、黄色い矢印が3個あるのわかる?

矢印←↑→の方向に輸液が出る仕組み

今は↑出ないように止めている状態です








②↑これはシリンジの方に輸液が流れる↑→↓向き

シリンジで吸い取り終わったら①の状態に戻します












使うシリンジは50ml2本

1回の皮下点滴に100ml使います









吊るして吸い取り中↑








終わったら、しっかりTを止める↑










空気が入るので↑必ず抜きます








これは↑翼状針🪡

妖精さんの身体に刺す針









空気を抜いたシリンジに

翼状針を装着









ここでも必ず↑空気を抜きます

輸液が出るまでやってね










翼状針の翼部分は↑画像の様にザラザラした面と

つるつるした面があり








つるつるの方を谷折りにし

ザラザラの滑り止めを摘んで使います↑

そうすると、おのずと針先の向きが決まります









みーちゃんで飛び出すハート


首下にある肩甲骨のもう少し下あたりの皮を摘み上げると▲が出来ます↑

この▲スポットに下向斜め45度に翼状針を刺してね








膵炎腸炎ストロバイト、関節炎で闘病中

いざ胡蝶じで!


消毒用カット綿、点滴セットを用意








▲スポットを消毒して↑









念の為、輸液を少し出し空気抜き↑









左手で皮を持ち上げ▲を作り

右手の指で翼状針を摘みつつ、手の平でシリンジを挟んで皮膚に針を刺します







ポイント↑

必ず刺した場所の近くにシリンジを寄せ

点滴する事気づき

翼状針の管をたるませておくことが重要です

万が一、妖精さんが突然動き出しても

針が抜けづらくする為だよー








ポイント↑

2本目のシリンジに付け替える時

管を折り曲げ、空気が入るのを防ぎます

*チューブを折り曲げてからシリンジを抜く








1人で撮影してるので分かりにくくてごめんよ🙇‍♀️









静脈点滴と違い皮下点滴は

かなり圧をかけ輸液を入れちゃって大丈夫!


短時間で済ませたほうがストレスないしね

胡蝶じもトラ子も、慣れたもんで

普段はもっとぐーすかぴー🛌💤しながら

やらせてくれます🤣さすが長老組!!






針を抜いて、皮膚を消毒し

いい子いい子しておしまい♡


シリンジ、翼状針は使い捨てですが

医療廃棄物なので動物病院に返します

*点滴パック本体に刺す針は繰り返し使います







もっと詳しく動画を撮影したけど

アメブロだとアップロード困難でして

インスタに動画を投稿しておくね!



いつかの日に備え、今から

イメトレしてもらえたら嬉しいですニコニコ






流動食の飲ませ方はこちら↑