還暦おばさんの就活状況です。


やっと内定貰った新しい職場は、

自宅から徒歩で20分の近場だった。

ここ最近、バスの減便に悩まされ

バスの時刻に振り回された身としては

本当にありがたかった。


職場のスタッフさん達は

信じられないくらい優しくて明るくて。

仕事内容が責任ある業務だから、

真面目で誠実で柔軟な人材が集まるのかと。

人間関係が良好なのは1番の安心だった。


求人に提示されていた時給よりも

高い時給の契約でちょっと驚いた。

6月に実施される資格試験や研修も受講すると意思表示したのが良かったのかな。


社食が格段に美味しかった。

このランチを毎回食べられるというだけで

この仕事に就けて良かったと思うくらいに

管理栄養士さんが作る食事が家庭的で優しい味だった。


仕事の合間に飲むコーヒーも本格焙煎で

カフェタイムはホッと心が落ち着いた。


1番肝心の仕事内容は、

「え!?これがお仕事でいいの?いやこれはもはや『ご褒美』では!?」と思えるくらいの(大変ではあったけど)楽しい仕事だった。毎日が楽しくて、シフト日が来るのが楽しみだった。


楽しい…というよりも

心が癒される仕事だったな。


定年はないとのこと。

私より年上のスタッフさんも数人いたし、

皆さん長く勤務しているとのことなので

働きやすい環境なんだろうなって思った。


ほぼ完璧な条件が揃った職場だった。





なのに。




退職することになりました🥲




もぅ今は辞めてしまったので

明かしてもいいのかな


私が勤務していたのは「保育園」


子どもが大好きな私にとって

最高の職場でした。

園児達はみんな可愛くて愛しくて、

どんなに泣き叫んでもグズっても

ケンカしても鼻を垂らしてても

とにかく可愛い💕


赤ちゃん独特の匂い

マシュマロのようなほっぺ

もみじみたいな小さなお手手


柔らかい身体を抱っこして

ミルクをあげる時は

至福の幸せをいただきました。



…だけど、

次から次へと子ども達から

病気を貰ってしまう虚弱な私🥺


保育園のパート代は

ほとんど病院代へ消えてしまった😅


もともと免疫が弱い持病がある私には

到底無理だったのかもしれない…


「1年ぐらいはいろんな病気を貰うかもしれませんがそのうち慣れますよ」

と先生達は励ましてくれたけど、

夜な夜な枕元の洗面器に嘔吐しながら

(1年は長いなぁ…)と。


これからジメジメとした梅雨に入り、

酷暑の夏となり、

インフル流行る秋から冬へ

コロナもまだまだ油断できないし。


1人の園児の嘔吐から始まり、

翌日には6人が嘔吐でお休みし、

嘔吐処理した先生が発熱し、

(おそらく)空気感染した私がダウン…


感染力って凄いなって改めて思った😳


そしてこれ以上の退職理由はないかなと。


本当に残念だったけど

こればかりは仕方ない🥺


今も、担当だった園児達の夢を見る…

自分の娘達が双子だったので

充分に育児ができなかったから、

たくさん愛情注いでお世話したかった…



そしてまた、

就活のやり直しです。


いやはや。どうなることやら💦




お茶が美味しい季節となりました🍵

松潤も訪れたというお茶屋さんに

友達が連れて行ってくれました。

松潤、好きそうだよね💜こういう雰囲気





3月に次女の転勤(確定)、4月に夫の転勤(可能性)、5月に長女の結婚式…が控えているのでゆるゆると就活している還暦おばさんです。

家族は「しばらくは家でゆっくりしていてほしい」と言ってはくれてるのだけど、どうにも専業主婦が私には合わないみたいでムズムズするのです🥺


6月以降は何が何でも就職するとは思う。

でもそれまでは少し希望を高く、やりたい業種を受けてみよう。


…とはいうものの。履歴書に燦然と輝く(?)60歳という年齢の文字に「不採用通知」が届く訳です。しかも速攻でw こちらから履歴書を郵送して企業側に到着しておそらく当日に不採用通知を郵送しているであろうというタイミングで。逆算したらそうなるw


履歴書をPDF化してメールで送信し、5分後には不採用メールが届いたこともある😳


とにかく、面接まで辿り着けない…

面接で落とされるのなら諦めがつくんだけど、

履歴書で落とされるのは何だかなぁ〜


で、そろそろ就活も6月まで小休止。

我が家最大のイベントが3月から目白押しなので。


…と思ってた矢先に、面接をしてくれる職場が現れた。とりあえずこれを最後に就活からは解放される。本音を言うと不採用であってほしい。このタイミングで就職してしまうとちょっとスケジュール的に大変になるから。


やりたい仕事

勤務日・勤務時間

通勤距離

時給


条件に合う仕事はこんな田舎にはなかなか無くって、宝物のようにたまに現れる好条件の仕事は競争率が高く、そして速攻で年齢でハネられる。


もぅ無理だ…

どんなに若いつもりでも

世間では60歳は

赤いちゃんちゃんこを着たおばあちゃんなんだ…


という現実をまざまざと知らされたここ数ヶ月間。


早朝にカフェのモーニングを食べながら

窓越しに見る平日の朝の風景

足早に急ぐサラリーマンやOLさんの姿

手際よく宅配物を運ぶお兄さん

コンビニの品出しをしてる店員さん

みんなみんな働いてる

なのに私は…


多くの会社から届く不採用通知

どこもかしこも「今回はご縁が無く云々」

どんだけご縁が無いんだよw


もぅ私は社会には不要の人間なんだ


…と捻くれてしまったことも。



恋をしたい時には恋はできず

タクシーを待ってる時にはなかなかタクシーは来ない


そして、恋をあきらめ仕事に生きようとすると恋に落ち

タクシー待ちをあきらめてトボトボ歩き出すとタクシーがやって来る


人生ってそんなものよね。




昨日。先日面接してもらった会社から電話がありまして、


「すぅさんにお願いしようと思っています」

との連絡をいただきました。


今まで受けた(というか履歴書を送った)会社の中で、1番やりたかった職種の会社でした。

今まで数多くの会社からの不採用は、

この会社に入るための不採用だったのかと思うと


感無量です🥺


ハローワークの職員さんからも

「ここは条件がいいから何人もの人が受けられています」とまで言われたところ。


面接が終わって帰り支度しながらの雑談で今までの就活経緯を話すと、

「今までの会社は勿体なかったですね。履歴書だけでなく会ってみたら全然イメージが違うのに」とまで仰ってくださって😭


(絶対お世辞なんだろうけど)

「こんなにお若くてスタイル良くて背筋もピンと伸びていらっしゃって」

と、今まで貰ったことのないような褒め言葉のオンパレードで😳


自分的には

「姿勢がいい」と褒められたのは

本当に嬉しかった。


就職内定した件を家族や友人に話すと

「よくそんな好条件の仕事に就けたね😳」

と驚くばかり。


最近見た、白蛇がこちらに向かってくる夢。

占い師から言われた『2024年春から人生最大に好転する。忙しくもなるし金運も良くなる』


占い、当たったわ…









「あんたは不細工だから勉強ぐらい出来ないと将来生きていけんよ」

と幼い頃から母親に言われ育ってきました。


そして自分が母親になって娘を持って思うのですが、

普通さ、(事実とはいえ)母親が娘に対して言うべき言葉ではないよね?

…と今になって思う。


母からしたら娘の将来を心配して愛情から放った言葉なんだろうけど、たとえ身内に対してでも言うべき言葉ではなかったと思うわ。うん。😠


幼心に素直だった私はその言葉を信じて

「運動も出来ないブスだから勉強ぐらいは出来るようにならないと…」というプレッシャーで押し潰れそうだった。


中学・高校の多感な思春期は誰もが自分の容姿について悩むのだろうけど、私も鏡を見てはドヨ〜ンと溜め息をつく日々だった。


母は、くっきり二重まぶた・低い鼻・尖った顎

父は、重たい一重まぶた・高い鼻・面長の顔


私は、一重まぶた・低い鼻・面長の顔に尖った顎


神様!私の製作、間違ってません!?


…という訳で最高の不細工人間が完成した訳です。


特に高校は市内の中心地の進学校だったから、

市内の金持ちの美男美女が集まってるんですわぁ…(富裕層は綺麗な女性と結婚するのでその子孫達は容姿端麗なケースが多い)


こんな環境で、ただでさえ僻地から通学していた私はコンプレックスが制服着て歩いてるような生徒にならざるをえなかった…


数学の授業時は前の黒板の板書だけでは足りずに、後ろの黒板も使っての授業だったんだけど、目が悪く前方の座席にしてもらっていた私は後ろの黒板になると全く見えない。


なので、後ろの板書になるとノート取りも出来ないのでボーッと後ろの席の人の筆箱とか見てた。

(後ろ黒板になると身体を後ろに向けるから)


後ろの席の人はクラス1の秀才のKくん

目がクリッと大きく黒曜石みたいな深い黒い瞳の、女子に大人気の物静かな男の子だった


Kくんの親友のFくんはノッポの図書委員で

Fくんの図書当番(図書室での貸し借り受付)の日に、私「ごめんけど本の返却お願いできる?」と放課後補習が入ってしまったのでお願いすると、快諾してくれたので借りてた本を渡したことがあった。


そして補習のために教室移動していると廊下で、

ノッポのFくんが黒曜石のKくんに

「これ、すぅさんが借りてた本だぜ!読む?」

と囁いてるのが風に乗って聞こえ、

「え!?そうなの?次、俺が借りていいかな?」

と答えるKくんの声が耳に入ってきた。


…少女漫画のワンシーンのようだった。

冴えない不器量な女の子が、

学校一の大人気イケメン男子に…

みたいな展開


気のせいかな?

とも思った。当然。


数週間後の土曜日補習クラス時に

土曜日補習は座席自由なので、

またまた目が悪い私は教壇前の席に教科書を置いて席取りして窓際に佇んでいたら、ノッポFくんがやって来て黒曜石Kくんの教科書をスッと私の席の隣に置いて立ち去り、そのあとKくんが顔を真っ赤にして教科書を回収して行く一連の流れを見てしまった。


生物の時間に「クラスの血液型の分布図を作ります。AB型の人、手を挙げて」と先生が指示して手を挙げたら、AB型は私とKくんだけだった。

その時「ヒュー!!」とノッポFくんが口笛鳴らした。


もぅ、これ、気のせいじゃないよね?


なぜブスの私なんだろう?

ずっとずっと不思議だったし、当時は逆に悩んだりもした。


事実は小説よりも奇なり。

彼は、今で言うブス専だったのかもしれない


…と、この話を夫にすると、

「目がデカい男は意外と目が細い女が好きなんだよ」

と、学生時代の授業中に先生から「おまえの目ん玉はこぼれそうにデカいな」と突然言われたぐらい目が大きい夫は笑ってたけど。


確かに夫の好きな芸能人は、

美人系ではなく、

バイプレイヤー的な4番手ランクの俳優さんが多い。そしてめちゃくちゃ美人の女優さんに向かって「あー、俺、この手の顔が無理なんだよなぁ」って言ってるから😳美的感覚が人と違ってるのだろう。(だから私と結婚したのかウ〜ン)



あんなに悩んでいた一重のまぶたは、

加齢によりまぶたが下がってきて今はクッキリ二重まぶたになって、化粧品売り場のBAさんにメイクしてもらった時に「アイラインはお客さまの二重幅に沿って入れていきまーす」と過去の私が聞いたら信じられないような展開になってるし、


歯周病や虫歯で前歯がガタガタになったのでセラミック矯正したら、歯並びが綺麗になって口元が整ってきた。


年を取るのも悪くないね。


ちなみに黒曜石Kくんは、

ニューヨークで弁護士になってるらしい✨


そして毎回いい仕事してくれたノッポFくんは、

バンド活動してるらしい。

(ボーカル担当だとか)