ゴーゴーキーキ
今、福岡に来ています。
長い長い運転で無事到着。
運転手は凄いなあ、と
マネージャーねこ太氏を横目に
ずっと寝てましたけどね。
そしてあっという間に始まり
あっという間に終わった
サンセットライヴ。
場所場所によって反応が違う。
これだからフェスって面白い。
蚊と戦いながらもライヴをして
ライヴがどうだったかは置いておいて
蚊には全敗。
あいつらには毎回感心するよ。
そんな中お客様には
素晴らしい差し入れもあり
途中からはこれで乗り切りました。
薔薇臭。
「小春ちゃん蚊が苦手って聞いたから」
よく分かってるね。
そう私は蚊が面倒な男くらい嫌いだよ
ありがたいねえ、お客様。
そんな感じでいつの間にか
終わったフェス。
妹はなびく明太子に成り果て
嬉しそうな明太子。
そんな明太子はさておき
宮崎駿さんが
引退するというニュースが
飛び交う毎日ですね。
きっと宮崎アニメに色々な思い出を
持っている人は沢山いると思いますが
私もその中の一人で
何度も 何度も観たのを覚えています。
一番観たのは魔女の宅急便かなあ。
「魔女の宅急便」と言えなくてね。
小さい頃、お母さんに
「ゴゴチチ」観たい
と、言っていたそうで
当時若かった母親は
はて、ゴゴチチとはなんぞや…と
小春が何のことを言っているのか
母に伝わるまで
時間がかかったそうですが
そう、まず
幼少期、小春は笑えないレベルで
言葉が遅かったそうで
保育園で他のちびっ子が
「小春ちゃん、
お母さんが迎えに来てるよ!」
と、流暢に話している中
小春は一人
「お。おっおっ」
と、母が来た喜びを
「お」という言葉で表す
言葉数の少な過ぎる子だったそうです。
そんな幼少期小春が頑張って言った
「ゴゴチチ」
魔女の宅急便を観たことがある人には
分かってもらえる
シーンだと思うのですが
この、最初の
自分の家から旅立つシーン
友達から「ゴーゴーキーキ!」と
応援されながら出発するこの場面
ここの事を言っていたんだそうで。
小春よ。
せめてゴゴキキと言っておくれよ
それじゃあまるで
ゴンチチじゃあないかね。
そんな言葉の遅い小春も好きだった
魔女の宅急便。
この映画の言葉が今になって
心に刺さるのです。
飛べなくなることがあるんだね
絵も描けなくなる時がある・・
描けないときは・・
描いて描いて描きまくる
それでも駄目なときは
描くのをやめて
なにか別のことをする
絵も描けなくなる時がある・・
描けないときは・・
描いて描いて描きまくる
それでも駄目なときは
描くのをやめて
なにか別のことをする
すると不思議とまた
描けるようになるんだよ」
大人になってから
刺さる言葉を並べる宮崎駿さん。
夢をありがとう。
アニメを観て夢を見た私が
今度は人に夢をみせる番なのですね。
ゴーゴーキーキ
空に旅立ちます。
夜空に出発するのも
またグッとくるよね。
明日はインストアライヴです。
キャナルシティ◎