最後の晩餐
きっと色々な人が
ワクワクしてくれたりビックリしてくれたり
ソワソワする曲なのかもしれません。
今回のフルアルバムの中で唯一
今のところ曲が公開されている
ミュージックビデオにもなった「最後の晩餐」
アルバムが発売されてからこういう話とかしようかなぁ
と思ったんだけど、この曲の思い入れだけでも
先に話したくなったので文章を打っています。
まだフルアルバムを聴いていない人に
フルアルバムでの自分の音楽制作の色々だとかを
こうして話す必要とかは無いのかもしれないんだけど
小春にとってお客さんて、なんていうか色々なことを
教えてくれるお父さんだとかお母さんみたいな存在なので
今回の遠足はこんなことがあったんだよーー て
子供が話しているような感じで読んでくれると嬉しいのだけど…。
半分くらいが新曲の「ふたえの螺旋」
連続で出す3枚目にもなると自分でも分かってきました。
自分の音楽制作のレベルと引き出しの数というか。
今までは自分の曲を作って並べてみるだとか
そういう風に自分の曲を聴いたりしてこなかったので
つがいの歯車、たがいの鍵穴、2枚のCDの後に
2枚のCDとはまた違った、2枚のCDよりも階段を上った色々を
ベストな順序で並べて自分の作品として表に出す という
新曲が出来上がるまでは別にそこまで気にもしていなかった課題が
曲の中で行ったり来たりしていました。
今までの生活がそうさせているのか
自分の性格がそうさせているのか
多分両方なのかもしれないけど
明るいメロディというのは
すごく考えたりしないと出てきません。
全然頭から出てこないんだよね、なんでだろ。
だから明るいメロディな「墓場までご一緒に」とかも
結構考えて考えて出来た中の一つ。
最初はとてつもない違和感…
というかこういうメロディに
自分が触れた事無いからなのか
作った自分がオドオドしちゃうことがしばしば。
でも、自分にとってもアルバムにとっても
こういう曲は必要なんだ、ということは
色々な曲を並べて眺めるうちに分かってきました。
あっという間に作った曲が良い曲とは限らないし
じっくりつくったら見えてくる色々もあったり無かったり。
もしかしたら、マイナー調の、暗い曲に慣れてない人が
チャラン・ポ・ランタンの曲を聴いたりした時に
ビックリする、の、反対の現象なのかもしれないです。
明るい曲にビックリする…
そして、考えに考えた「最後の晩餐」の
メロディの上に乗った言葉は
小春の性格とは正反対のような
ももさんの性格を書いているような
「旦那を寝取った女も
子供を置いてった男も
死後の世界では
一緒に仲良くしてあげようよ」
と言っている優しい歌詞。
今の自分の性格だったらあり得ない歌詞を
今の自分が曲に乗せているという
もはや自分でも何が何だか分かりません。
歌詞を眺める度に
小春だったら
絶対に死んでも許さないし
晩餐なんて誰ともやりたくないし
会いたくもない奴を乾杯なんてしたくない
という気持ちがグルグルして
なんでこんな歌詞なんだろうという
気持ちにもなったりしてました。
自分で書いたはずなのに…
小春よりも優しい人のことを書いた曲なのかも。
とか ふと自分の出てきた歌詞を読みながら
死んでまで誰の事も許せない性格が
昔から何も変わっていない自分に気づいて
成長していないなぁ、何も変わってないや
なんて思うと自分の曲に泣かされるのです。
気分も悪くなる。
何だか曲に自分が負けている気がして…
変わりたいのに変われない自分。
この曲は理想の自分なのかなぁ。
死後の話だけど。
理想なんて言いたくもないけど。
意地っ張りだし曲げられない性格だから
きっとこういう風に
今まで出会った色々なことがあった沢山の人たちと
この曲のように
ドンチャン騒ぎも出来ないんだろうなと思うと
自分のせいなのに何だか悲しくなってきます。
誰ともパーティなんて出来ないよ
と、呟く事しか出来ない小春に
ラストのフェードアウトが
”じゃああっちでパーティしようよ
小春なんか放っておいて"
と、みんなに置いていかれていくような気がして
楽しそうなみんながどんどん遠くなって
頑固な小春は1人置いてけぼり。
勿論色々な風に感じてほしい曲なので
別に小春みたいにこんなに悲しくならなくても良いんだけど
色々な意味で意外性抜群、色々な想いが詰まった曲になりました。
押し曲にしよう!と周りの皆さんが喜んでくれたので
この曲でミュージックビデオを作ることになりました。
最初は、その色々な自分の気持ちの整理が付いてないままだったので
マジかよ… てな感じだったのだけど
こうして文章にして改めて曲を聴いてみると
頑固な自分には唄えない唄が
流れていました。
なんて曲を作っちゃったんだろ…
いつかこの曲のように
自分もなれるんだろうか。
「最後の晩餐」
私の分まで優しくなって下さい。
頑固より気楽で楽しいはずです。
この曲みたいに。
ワクワクしてくれたりビックリしてくれたり
ソワソワする曲なのかもしれません。
今回のフルアルバムの中で唯一
今のところ曲が公開されている
ミュージックビデオにもなった「最後の晩餐」
アルバムが発売されてからこういう話とかしようかなぁ
と思ったんだけど、この曲の思い入れだけでも
先に話したくなったので文章を打っています。
まだフルアルバムを聴いていない人に
フルアルバムでの自分の音楽制作の色々だとかを
こうして話す必要とかは無いのかもしれないんだけど
小春にとってお客さんて、なんていうか色々なことを
教えてくれるお父さんだとかお母さんみたいな存在なので
今回の遠足はこんなことがあったんだよーー て
子供が話しているような感じで読んでくれると嬉しいのだけど…。
半分くらいが新曲の「ふたえの螺旋」
連続で出す3枚目にもなると自分でも分かってきました。
自分の音楽制作のレベルと引き出しの数というか。
今までは自分の曲を作って並べてみるだとか
そういう風に自分の曲を聴いたりしてこなかったので
つがいの歯車、たがいの鍵穴、2枚のCDの後に
2枚のCDとはまた違った、2枚のCDよりも階段を上った色々を
ベストな順序で並べて自分の作品として表に出す という
新曲が出来上がるまでは別にそこまで気にもしていなかった課題が
曲の中で行ったり来たりしていました。
今までの生活がそうさせているのか
自分の性格がそうさせているのか
多分両方なのかもしれないけど
明るいメロディというのは
すごく考えたりしないと出てきません。
全然頭から出てこないんだよね、なんでだろ。
だから明るいメロディな「墓場までご一緒に」とかも
結構考えて考えて出来た中の一つ。
最初はとてつもない違和感…
というかこういうメロディに
自分が触れた事無いからなのか
作った自分がオドオドしちゃうことがしばしば。
でも、自分にとってもアルバムにとっても
こういう曲は必要なんだ、ということは
色々な曲を並べて眺めるうちに分かってきました。
あっという間に作った曲が良い曲とは限らないし
じっくりつくったら見えてくる色々もあったり無かったり。
もしかしたら、マイナー調の、暗い曲に慣れてない人が
チャラン・ポ・ランタンの曲を聴いたりした時に
ビックリする、の、反対の現象なのかもしれないです。
明るい曲にビックリする…
そして、考えに考えた「最後の晩餐」の
メロディの上に乗った言葉は
小春の性格とは正反対のような
ももさんの性格を書いているような
「旦那を寝取った女も
子供を置いてった男も
死後の世界では
一緒に仲良くしてあげようよ」
と言っている優しい歌詞。
今の自分の性格だったらあり得ない歌詞を
今の自分が曲に乗せているという
もはや自分でも何が何だか分かりません。
歌詞を眺める度に
小春だったら
絶対に死んでも許さないし
晩餐なんて誰ともやりたくないし
会いたくもない奴を乾杯なんてしたくない
という気持ちがグルグルして
なんでこんな歌詞なんだろうという
気持ちにもなったりしてました。
自分で書いたはずなのに…
小春よりも優しい人のことを書いた曲なのかも。
とか ふと自分の出てきた歌詞を読みながら
死んでまで誰の事も許せない性格が
昔から何も変わっていない自分に気づいて
成長していないなぁ、何も変わってないや
なんて思うと自分の曲に泣かされるのです。
気分も悪くなる。
何だか曲に自分が負けている気がして…
変わりたいのに変われない自分。
この曲は理想の自分なのかなぁ。
死後の話だけど。
理想なんて言いたくもないけど。
意地っ張りだし曲げられない性格だから
きっとこういう風に
今まで出会った色々なことがあった沢山の人たちと
この曲のように
ドンチャン騒ぎも出来ないんだろうなと思うと
自分のせいなのに何だか悲しくなってきます。
誰ともパーティなんて出来ないよ
と、呟く事しか出来ない小春に
ラストのフェードアウトが
”じゃああっちでパーティしようよ
小春なんか放っておいて"
と、みんなに置いていかれていくような気がして
楽しそうなみんながどんどん遠くなって
頑固な小春は1人置いてけぼり。
勿論色々な風に感じてほしい曲なので
別に小春みたいにこんなに悲しくならなくても良いんだけど
色々な意味で意外性抜群、色々な想いが詰まった曲になりました。
押し曲にしよう!と周りの皆さんが喜んでくれたので
この曲でミュージックビデオを作ることになりました。
最初は、その色々な自分の気持ちの整理が付いてないままだったので
マジかよ… てな感じだったのだけど
こうして文章にして改めて曲を聴いてみると
頑固な自分には唄えない唄が
流れていました。
なんて曲を作っちゃったんだろ…
いつかこの曲のように
自分もなれるんだろうか。
「最後の晩餐」
私の分まで優しくなって下さい。
頑固より気楽で楽しいはずです。
この曲みたいに。