インタビュー日和 | SUTTOKO-DOKKOI

インタビュー日和

最近度々インタビューを受ける機会がありまして。
こう何度も自分の話をおもしろおかしく話すという
時間というものが増えると

小春がなぜ音楽を始めることになったのか だとか
ももちゃんと一緒にやるきっかけは だとか
何度も何度もいろいろな人に改めて話すことが
増えるという事なわけでありまして。
こう色々と自分の昔考えていた事だとか
ももちゃんの昔を思い出してみると

なんでこうして2人で活動するということが
続けられているのかが
今思うと不思議でしょうがないです。
思っている事がこうも違う姉妹は
どこにでもいると思うんだけれども。
こうして続けられているという状況が
当たり前のように思っていたのですが
思い返してみるとそうでもなさそうです。

でもなんとなく、当たり前のように
良いバランスを持って活動、生活出来ていて
まぁあまり深く続けられている理由なんぞやは
考える必要もないので考えませんが
こうして今日も姉妹で
チャラン・ポ・ランタンをやっております。
いい加減にちゃらんぽらんしてます。

そんなインタビューで
あまり考えたりしたことが無い質問が
時々出てくるものなのだけれども。
まぁそういう質問が出てきても
自分の考えをなんとなくまとめて
あたかも昔からそう思って生活していたかのように
答えているのですが
実際のところ
その質問を出されてから
答えた自分の言葉で
あ、ふーん、小春ってこういう人間だよな
そうだよな、あーそうねそうね、うんうん
みたいに気づかされます。はは。自分が。

人間て
自分で色々考えている と思っていながら
実際人に聞かれたり人に
言われたりだとかした言葉とかで
自分の根底に気づいたりするもので。
自分の事というのは
自分が一番分かっていそうで
実際分かっているのは他人なのかもしれない。
いや、他人なんだろうなと思いました。
自分で分かっていると思っていても
それは自分の思考の中でまとめあげられたもので
自分が普通だと思っている事が他人から見ると
普通じゃないものだったりするように
自分の価値だとか性格のとんがった部分だとかは
全然違う考えの持っている他人が
一番気づくんだろうな、と思う。
そんな、まぁ当たり前のような部分に
気づかされた日でした。
photo:01
ももちゃんが
「いや、こうしてインタビューを
 受け答えしている時でも
 小春って凄いなぁ、て、思いますよ
 私は小春みたいには なれないけど」
と、言っているのを隣で見て
あー、この よく隣にいるこの他人こそ
小春の事がよく分かっているんだろうなぁ
なーんてぼんやり思うのでした。
そしてこんな真反対な2人が演るから
チャラン・ポ・ランタンで 
自分たちも面白くやっていけてるのかも。

引かれ合う男女って
本当に性格が反対だったりする事があるじゃない。
それって、子孫を残すときに
なるべくお互い血が遠い人を選ぶんだそうだよ。
遠い血同士の方が強い子が産まれるんだって。

まぁももと小春は血に関しては近すぎだけど
思考性格が反対同士で作ったものだから
強いものが産まれているのかもね。ははは。
そうであってほしいものです。





「チャラン・ポ・ランタンて
 どういう意味から取ったのですか?」

て、とっっきどき聞かれるけど
本当に響きだけでいい加減に付けたのだが
まぁ、ちゃらんぽらんの意味でも
この際調べてみようかな…
と 調べてみたら



出鱈目(でたらめ)・出任せという意味の
「ちゃら(下記関連語参照)」と
虚言・大言を吐くことを意味する
「法螺(ほら)」から成る言葉で
口から出任せの無責任な物言いや
いい加減で無責任な行動を意味する。






いい加減で無責任…





まぁ、この名前にして良かったかも…
なんて思うのでした。