「夢ってなんですか」 | SUTTOKO-DOKKOI

「夢ってなんですか」

最近めっきりチャラン・ポ・ランタンです。
特典の撮影をしたりなんだり。作ったりなんだり。
この間はインタビューやらもやらせていただきました。

いつも通りなチャラン・ポ・ランタンのことを
知らない人がインタビュアーさんだったら
なんだこいつ生意気なうえに冷たい態度…
みたいなこと思われそうだなぁとか思いながら
いつも通りの返答をさせていただきましたが
インタビューしてくださった人が
何度もチャラン・ポ・ランタンのライブを
観に来てくれている人だったので良かったです。ほ。

ところどころ小春が言葉が詰まる部分があったのだけども。
ああいう質問これからもされるのかぁと思うと
返事の内容をある程度自分で考えておかないとなぁ
とか ぼんやり思ってみたり。

よく聞かれるのがさ、今回は聞かれなかったけど
「チャラン・ポ・ランタンの夢ってなんですか?」
とかいう漠然とした質問。

どのアーティストだってもしかしたら
夢とか作ってそれに向かってなんか頑張ってゆく
みたいなのがあるのかもしれないけれど
小春自身「夢に向かって」なんて考えたこと
全然無くてね。
そのことが良いことなんだか悪いことなんだか
分からないんだけれど。
目標ってなんですか。って聞かれても
なんとも答えられないんだよね。

色々やりたいことっていうのは
もちろんあったりするものだけれども
なんていうか小春にとって曲作りとかライブとかって
日常の中の毎日食べるご飯を作ってそれを食べてる
みたいな感じのようなものだから
毎日食べるご飯の夢ってなんですか。
というような質問をされても
自分を保つためにこれからも
毎日ご飯を作ってそれを食べて
それで生きてゆく予定です。
食べなきゃ死んじゃうし。
みたいな返答しか出来ない。

まぁこんな料理をしてみたいね、だとか
こんな場所でご飯を食べてみたい とか
そういうぼんやりした感じのはあるけれど
それが今の夢か!といったら
そんな大きいものでもないというか。

夢だとか頂点だとかを決めて頑張ると
そこに到達してしまったときに
何かスピードが止まってしまう気がして。
そこに到達したということに
満足してしまう気がしてね。
考え過ぎなのかもしれないけど。

そう考えると小春の夢は

死ぬ日が来たときに
「ああ、小春という役柄をやりきったな」
と思える人生をその日までにやっていたいです。

インタビュアーさんにインタビュー終わりに
メイク道具ちゃんたちを頂きました。
photo:03
よく使うだろうな、と思われたのかしら。
勿論よく使うんだけどね!!!

ありがとうございました。