夢うつつ | SUTTOKO-DOKKOI
楽譜を書きおこす。
追われるように、忘れないように
夜中に何度も起きてしまうのは
夢から無理矢理起こされたいから
眠たいのが何だか心地よくって
身を削る自分を眺めてみると
こうしないと
生きてられないのかもしれないなあ
なんて。
ぼんやりした意識の中で
つぶやく言葉こそ
本当の気持ちなのであれば
なんだか
ぼんやりなんてしたくもないけど
時々ぼんやりして
自分の心底を見つけたい
今の生活に慣れる時が来た頃には
なにが口癖になっているんだろ。
なんの夢をみたのか
半分くらい忘れてしまう。
多分どうってことない
お話なんだと思う。

