どうか待っていて | SUTTOKO-DOKKOI

どうか待っていて

こんな音楽を待っている人がいる。
photo:01

いつ来るの
と聞かれる度に

いつか行くよ
と、応えるしか無いの。

色々な立場の人から
あーでもないこーでもない と
こーしてみたらあーしてみたら と
自分の引き出しの中に必要ないと
思っている道具を出されても
何も魅力を感じないのは
自分が必要としていないから
なのだけれども。
ただの食わず嫌いめ、と
相手を苛立たせているのかしら。

「あなたは何を目指しているの?」
と聞かれるけれど

目指すものがあって音楽って
やるものなのだろうか。
みんな何かを目指して活動してるのかな。
オリンピック選手ならメダル
バレリーナなら主役
作家ならロングセラー

音楽ならチャート一位
っていう簡単な話なのか。
こんな曲を弾いてる限り
そんな名誉を目指してどうする
と、ちゃんちゃら可笑しくなる。

何も目指してないなら
音楽をやっちゃいかんのかい。
別に目指すものなど無い。
ただ沢山の人に批判されて求められて
ただ自分の音楽を聴きたい人に
弾きたいだけなのよ。

私を壊したいなら壊してみれば。
もしかしたらそこからまた
新しいものが出来上がってゆくかも
しれないしね。

私を必要としている人はどこー
今すぐにでも弾きにいきたいよ。
あなたのために
弾いてあげるよ。

スレた歌しか書けないけど
それでもいいかなあ。