砂時計 | SUTTOKO-DOKKOI

砂時計

ぼやっとしながら
曲とか書きたい気分な寒い夜
砂時計が一番好きな曲だよ と言われて
どんな曲だったけなぁ なんて
自分の作った曲を思い出してみる。

砂時計てさ。命みたいだよね。
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砂の一つ一つが積み重なって
時間になってく。
自分の砂はあとどれくらいで
無くなっちゃうのかなんて
誰も知らないから
一粒一粒大事にしたいのに
どんどん下の世界へ落ちて
思い出になって積み重なってく。

人生は砂時計みたいに
無くなったらまた反対向きにすれば
良いというわけではないから
大事にしなくちゃいけないから
焦ってみるんだけど
ぼーっとしてたって大事にしたって
落ちてく速度は同じなのに
気持ちが違うだけで
あっという間に感じたり長く感じたり。
こうしている時もどんどん減ってゆく
自分の時間が恋しくなる。
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思い出は綺麗というけれど
小春の思い出はみんな藍色
なんだか濁ってよく見えない。

だから少し先の未来に
少し明るい色を求めて
毎日が過ぎてゆく。

ただ、それだけ。


ただっそーれーだーけー


あーさがきてーひーるがきてー
よーるがくるー

ただっそーれーだーけー。