一心不乱

最近ふとおもうのです。
小春は高校生のときから
何も状況は変わっていないのだけれども
まわりのみんなは
どんどん状況が変わっていっているという事。
大学があってテストがあって
いわゆる就職活動があって就職があって

そんないろいろがある間に小春は
何があるかといわれても
いつも変わらず
アコーディオンを弾いているだけで
気は楽な生活を毎日しているのだよ。

小春くらいなのかもしれない
何もそういう事を考えないで
２１歳になったのは。
というか、そういうのがじれったくて
大学を行く事なんてひとかけらも
考えた事がなかった。

自分のやりたいことがブレるような
環境に行きたくなかった。
でもそれは自分のやりたいことが
決まった人がいうことであって

みんないろいろ探している最中なんだよね。
でもちょっと探すのが遅くないかな、とか
なんとなく思ってみたり。

そういうのって高校のときに
１人でいろいろ考えてみて
大学はその夢に向かって一心で
立ち向かっていくものだと
思っていたのだけども
そういう人って
小春の周りにあまりいないんだよね。

みんな「一応」なのかな。
時間もったいなくないのかな…。






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