他人の留守電 | SUTTOKO-DOKKOI

他人の留守電

最近間違え電話が多い。
しかもそんな電話がかかっている時に限って
電話に出れなかったりしているので
大抵留守電に録音されているのである。


「おい、俺だけど。電話してくれ」


俺って

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誰?


「○○駅前の○○書店です。
 斎藤様のご注文されております 
 女の子のためのグリム童話 
 が届きましたので取りに来て下さい。」


そんなの


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頼んでない!


「もしもし、○ブンイレブンの佐々木です。
 えー、今午後の鈴木さんが辞めまして…
 島田さんの予定を聞きたくてー…
 火、木の午後なんですけど…連絡くださーい。」





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バイト
してない。



「○○駅前の○○書店です。
 斎藤様の番号で合っていますでしょうか。
 ご注文されております 
 女の子のためのグリム童話 
 が届きましたので取りに来て下さい。」




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斎藤さん
じゃない。



以前、そんな間違え電話に
出たことがあった。その時は


「もしもし?翔太?」

「いや、小春です。」

「お、女はいないって
 言ったじゃねぇかよおぉおぉ!!!」


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知るかよ!



一体小春の携帯番号を間違えて
人に教えている人は何人いるのだろうか…


とりあえず、斉藤さんと島田さんと翔太くんは
間違えて人に携帯番号を教えているので
ちゃんとしたのを人に教えて下さい。



切実。