続・魔の帰還 | SUTTOKO-DOKKOI

続・魔の帰還

※この日記は前回の日記「最後のショー/魔の帰還」
を読んでから読んだほうが面白いかと思います。

(前回からの続き)

「すみません、お客様…
 そちらのお荷物はどのような物でしょうか?」






もしや…

このスッチーはこの背中に背負ってるものを
言っているのかな?かな?

「え?これですか?」


レディ「お客様 どちらの航空会社にお乗りになられますか?」


今並んでるところに決まってるだろ。


レディ「そちらのお荷物は手荷物のサイズを
 オーバーしておりまして…」


そんな目分量で言われても。
(…と言ってもオーバーしてることには
 変わりないんだけどさ得意げ


レディ「その中に入っているものはどのようなものでしょう?」


「アコーディオンです。」


レディ「預けるということは出来ませんか?」


キタァアァ!
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予想外に国内でこんなことになるとは!
うううううう海外に行くとき帰るときは
全然大丈夫だったじゃあないかよ!


「嫌です(・∀・)繊細な楽器なので…」


レディ「ですがお客様の乗る飛行機の天井には
 これくらいの大きさの荷物は入らない便でして…」


そんなに小さいのか?


レディ「小さいです」


そこをどうにか…


レディ「もし入れてみて入るようでしたら
 大丈夫なのですが
 もし入らなかった場合
 お預け頂かないと…」


えー(・∀・)


レディ「どうしてもお預けするのが
 心配でしたら
楽器の分の
もう1席の
チケットを
ご購入して
いただくことに
なります。」












!!!!
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「…え?」


レディ「ですから、
 どうしてもお預けするのが
 心配でしたら
楽器の分の
もう1席の
チケットを
ご購入して
いただくことに
なります。」










!!!!
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「じゃあ新幹線に乗ります…」


レディ「お客様の預け荷物はもう機内です。」


しまった!
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きゅ…究極の選択ではないか…。
いや、でも預けるのは嫌だから
もう1席分の席を買うことになるんやろか…


レディ「もう時間が迫っておりますので
 機内に入りましょう。」


時間を迫らせたのは小春を止めたあなただよ。







ああああ、もう1席買うことになるんだろか…







と ズーンとなっていたのですが。
なんだかんだ空いている席に置かせてもらうことに。

なぁんだぁ(・∀・)やったー♪

…って…
何だったんだ今までのやりとりは。
何だったんだ今までのやりとりは?
何だったんだ
今までのやりとりは!!!

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時間通りに上空に旅立つ東京行き。
小春の前の席にシートベルトで止められている
私の大事なアコーディオン。





妙な疲れと昨日からの眠気でいつの間にか東京。





機内放送が流れます。



「みなさま 無事 羽田空港に到着いたしました。
 忘れ物がございませんよう お気をつけ下さい。
 なお 安全のため 大きなお荷物は 
 機内に持ち込まず 
手荷物預かり所に
お預けくださいますよう
お願い申し上げます」


預ける方が
SUTTOKO-DOKKOI
安全じゃ
なーい!


全国のアコーディオン弾きさんは
どのように対処してるのでしょう。
いろいろお話は聞くのですが。

みんな結構意地でも手荷物にする
という意見が多数です。

国内 うかつだった…。






私のアコーディオンも無事
東京に帰還いたしました。

博多のショーよりも
なんだか力を使った気がします。