2024年6月9日、認知症で要介護認定で要介護1となった実母がグループホームに入所して254日目、今日弟に実母の整形外科の通院はもう終了したのか確認のLINEを送ると、「通院は終了、もう骨はくっついているから痛みもあと2週間ほどでなくなる」と返信が届いた。

 

2週間後にはまた怒りなどをぶつけてくる実母に戻るかと思うと、とても複雑な心境だった。

 

さて、本日はまだ実母が認知症と確定したが要介護認定で要介護1と決定する前の過去の出来事(時系列)に戻ります。前回までの話はこちら→社会生活への適応編②

 

2023年6月23日朝、この日は実母の要介護認定調査日だった。

 

身体機能・起居動作と生活機能と認知機能と精神・行動障害の調査の聞き取りがあり、次に社会生活への適応の聞き取りがあり、最初に見せられた3つの物が何だったか質問されたが、実母の答えは正解だったのか、不正解だったのかわからなかった。

 

そして、一折の調査が終わり、雑談タイムのようになると実母のマシンガントークが始まり、実母は自分はどこもおかしいところはないとアピールをし出した。

 

そして、最後に実母は【財布を落とした話】をし始めた。

 

あれほど実母は【財布を盗られた】と騒いだのにここでは「私、財布を落として・・・」と話していて、私は目ん玉が飛び出るほど驚いた。

 

どうしたらこうも自分に都合よく話ができるのかと驚きと不信感と呆れが織り交ざって、私はとても嫌な気分になった。

 

そして、実母の話が終わると調査員さんは「そろそろ失礼します」と言って立ち上がり、私は「玄関までお送りします」と言い、地域包括支援センターの職員さんが「では、○○(実母)さん、私と少しお話をしましょうか」と言って、実母の足止めをしてくれた。

 

別に3人で打ち合わせをしたわけではないが、正にこれこそが連係プレーと言う絶妙なタイミングと言葉チョイスで実母に怪しまれず、調査員さんと私だけになることができた。

 

まだまだ続くので、今日はこの辺りで。