2024年6月7日、認知症で要介護認定で要介護1となった実母がグループホームに入所して252日目、今日は音楽発表会のプログラムの言葉選びをした。

 

議論は「子供達」を私は「子どもたち」がいいのではと話したことがきっかけ。

 

昔、娘の小学校のPTA役員をした時に最初に文章を作成する時使用を控えるようにという言葉が書かれた書類に「子供」は『供』が〈お供え〉と連想できると掲載されていた。

 

また、「お忙しい中」や「お多忙」も〈亡くなる〉を連想させるので、「お多用」を使用するようと掲載されていた。

 

こういうのって、先生方は教員資格の勉強している時とかに教わるのだろうか?

 

さて、本日はまだ実母が認知症と確定したが要介護認定で要介護1と決定する前の過去の出来事(時系列)に戻ります。前回までの話はこちら→社会生活への適応編①

 

2023年6月23日朝、この日は実母の要介護認定調査日だった。

 

身体機能・起居動作と生活機能と認知機能と精神・行動障害の調査の聞き取りがあり、次に社会生活への適応の聞き取りがあった。

 

ここでは、薬についてやお金の管理やお買物についての質問があった。

 

そして、この後料理についての質問があったが、実母は「大丈夫、ちゃんと料理作って食べている」と答えていた。

 

ここまで調査員さんから色々な質問をされているが、実母はほぼすべてと言っていいほど「大丈夫」と言っていた。

 

そして、自分の都合の良い部分だけ答え、都合の悪い事は作り話等を話していた。

 

このまま調査が終わればきっと【異常なし】で未認定になるだろうと思う程次から次へと何となく話ができていた。

 

そして、調査員さんが「では、色々と聞く前に私が3つの物を見せたの覚えているかな?」と聞いた。

 

この言葉に対して実母は「大丈夫、ちゃんと覚えているから」と自信満々だった。

 

そして、調査員さんは「1つは折りたたみ傘だったよね」と言ってかばんから折りたたみ傘を出した。

 

そして次に「2つ目はタオルだったよね」と言ってかばんからタオルを出した。

 

そして調査員さんは「じゃあ、3つ目は何だったか覚えているかな?」と質問をした。

 

これに対して実母は「キーケース」と答えた。

 

すると調査員さんは「キーケースね」と言って【車の鍵】を出した。

 

これを見ていた私は、キーケースは正解になるのだろうか?調査員さんがかばんから出した車の鍵はケースには入っていなくて、大きなファーが付いたキーホルダーに車の鍵が付いていた。

 

結局調査員さんは正解とも間違っているとも言わなかったので、どちらの判定かわからなかった。

 

そして、ここから実母のマシンガントークが始まり、調査員さんと地域包括支援センターの職員さんは実母に合わせて話を聞いていた。

 

長くなるので、この続きはまた明日にでも。