2024年6月5日、認知症で要介護認定で要介護1となった実母がグループホームに入所して250日目、今日は思い切って古い食器やタオルを処分して、今までお客様用にとってあった物をおろした。

 

この先とってあってもいつ使うかわからないし、良い物に囲まれて生活した方が心が豊かになると思い、こうすることにした。

 

これから少しずつミニマリストな生活を目指して色々と入れ替えたいと思っている。

 

さて、本日はまだ実母が認知症と確定したが要介護認定で要介護1と決定する前の過去の出来事(時系列)に戻ります。前回までの話はこちら→認知機能編

 

2023年6月23日朝、この日は実母の要介護認定調査日だった。

 

身体機能・起居動作と生活機能と認知機能の調査の聞き取りがあり、次に精神・行動障害の聞き取りがあった。

 

ここでは、最近無くしたものがないかや就寝時間や昼夜逆転していないか等の聞き取りがあったが、実母は相変わらず「大丈夫です」と答えていた。

 

そして、昼夜逆転については「私夜寝られないから睡眠薬を飲んでいるから大丈夫」と答えていた。

 

そこで調査員さんは「昼間寝たりしていない?」と質問すると、実母は「大丈夫、たまにテレビを見ている時にウトウトすることはあるけれど、寝ていないから大丈夫」と答えていた。

 

そこで調査員さんは「そう、ウトウトするけど寝ていないの?」と聞くと、実母は「気が付いたら見てたテレビが違うのになっていることもあるけれど、寝てはいないから大丈夫」と答えていた。

 

私は気が付いたら違う番組になっているならそれって寝ているんじゃないと思ったし、実家に行くと寝ていることがあったり、電話をしても出なくって「どうしたの?」と聞くと、「寝ていた」と言うことが頻繁にあったので、ここで私は「お母さん、私がここに来ると寝ていたり、電話をしても出なくて『寝ていた』ってことがたびたびあるよね」と言うと、実母は「そんなことない」と否定してきた。

 

すると調査員さんは「睡眠薬飲まないと夜寝られないの?」と聞くと、実母は「睡眠薬飲んでも寝られないこともよくある」と答えていた。

 

そして、調査員さんは「例えば知らない人が家を覗いているって思うこと等ある?」と聞くと、実母は「大丈夫」と答えた。

 

これに対して私が「お母さん、よく『誰かが家を覗くから新しいカーテンが欲しい』って言うよね」と言うと、実母は「あれは何となく誰かがうちを覗いているって思うだけで、別に大丈夫」と取り繕うように話をした。

 

すると調査員さんは「誰かが家の中を覗いている感じがするの?」と聞き、実母は「あああ、あれは何となくね。そう言うのってなんとなくみんなあるじゃんね」と言い、調査員さんは何も答えず、次の質問をした。