2024年4月29日、認知症で要介護認定で要介護1となった実母がグループホームに入所して214日目、今日は家を少し片付け、メルカリでは売れないだろうと思った物と、レコードをブックオフに売りに行ってきた。

 

レジ前には長蛇の列ができていてとても驚いたが、みんな考えることは同じなんだと列に並んで買取をしてもらったら…。

 

なんと買取金額は60円だった。

 

これではガソリン代にもならないと笑ってしまったが、家が片付いたと思えばまあ良しとしよう。

 

さて、本日はまだ実母が認知症と確定したが要介護認定で要介護1と決定する前の過去の出来事(時系列)に戻ります。前回までの話はこちら→自分の発言に対して悪い事を言っているという意識がない

 

2023年6月20日、認知症外来のクリニックから実家に帰り、実母に通帳に記載されている保険について聞くと、全て弟の保険だと言われた。

 

どうやら、実母が生命保険や自動車保険やがん保険等様々な保険に弟を入れたようだった。

 

そして、私が家計簿について話をし出すと、実母は「自分でお金の管理しなかったら、いよいよボケるだけだ」と怒りをぶつけてきた。

 

これを聞いた私は【もうボケてるじゃん】と思ったが、その言葉をグッと飲み込んで、「これだけ通帳をマイナスにしたんだから、もうお母さんにはお金の管理は無理だと自分で証明したんだよ」と言うと、更に怒りをぶつけてきた。

 

そして、私は弟に「お母さんが、『自分でお金の管理しなかったら、いよいよボケるだけだ』と抵抗している」とLINEを送った。

 

すると、弟から「もうボケてることに気づいてないのか…」と返信が届き、弟も私もボケていることに気が付かない実母に困惑した。

 

そこで私は実母の家計簿を見ながら「この平日毎日支払いがあるドクター〇ローンって何?」と聞いてみた。

 

すると実母は「水素水を買っている。体に凄くいいの!!」と語尾を強めに言ってきた。

 

この水素水という言葉を聞いた私は実母がまた新たにおかしなものに手を出したと絶句した。


そして、実母から「水が100円で水に電気通してもらうのに100円かかるから、全部で200円毎日かかるの。こんなこともしたら駄目なの!!」と怒りに火が付いたように怒鳴っていた。

 

そこで私は「その水は何リットル買っているの?」と聞くと、実母は「ペットボトルと一緒」と言うので、私は「バナジウムの水と同じ量?」と聞くと、実母は「あれよりは小さい」と言った。

 

そこで私は「お母さんは私にバナジウムが沢山入った水じゃないと駄目だと言ったよね。だからわざわざ送料も払って取り寄せをしているのに今度はそれよりも小さいって500mlくらいの水に200円って高いと思わないの?」と言った。

 

すると実母は「私はちゃんと計算したらバナジウムの水より、こっちの方が安かった」と言うので、私は「お母さん、もう計算もできなくなったんだね」と言って、これ以上この話をするのをやめた。

 

実際、バナジウムの水は1.5リットルのペットボトルが12本で税込み2851円で、送料込みで3181円になる。実母が購入している水素水が0.5リットルで200円、同じ量になるように計算すると7200円になる。

 

これがどこをどうやったら、水素水の方が安くなると言う計算になるのだろう。

そこで、私は弟に実母から聞いた話をLINEに書き、続けて「なんかめちゃくちゃ怪しい。よくお年寄り集めて最後はなんか買わせるやつに似てる」と書き込みをした。

 

すると弟から「だよね。前から気になってるけど、怒るからしっかり聞けてない」と返信があり、私も「こちらも、まだここまでしか聞けてない」と返信した。

 

長くなるので、今日はここまで。