オスカー・ワイルドが好きすぎて、結婚前までオスカー・ワイルド作品を暗記暗唱する趣味がありました(なぜか長文暗記ができる体質)
自分でも変態だと思います
当時仕事がブラックすぎて、逃げたくて逃げたくて何も考えないために何かに集中したくて、英文で頭をいっぱいにしていました。
それで見つけた好きな言葉(節)が2つ。
Shall I love you?
(あなたを、好きになっても構わない?)
「幸せの王子」より
事後報告の「あなたが好き」よりもっとジェントルな、いや最も紳士的でストレートな好意の示し方だと思いました。
この表現をみた時、最早感動しました。
She is fairer than the morning star.
And whiter than the moon.
(彼女は明けの明星より美しく、月よりも白い。)
「漁師とその魂」より
For her body I would give my soul, and for her love I would surrender heaven.と続く。
オスカー・ワイルド版人魚姫の中に出てくる一節で、ただただ美しい表現(声に出して読んだ時の美しさ含め)に魅力されました。
「漁師とその魂」は美しい表現が非常に多く、長い話ではありますが暗唱して、その美しい言葉で頭をいっぱいにすると、形容し難い幸福感を味わえました。アドレナリンどぱぁです
特に、人魚が漁師に海の王国の話をするシーン、漁師が次第に恋に落ちていくシーンが最も美しいと思いました。
文章が映像化され、独特の空気感を持ちました。
私の頭の中だけで。
それが病みつきでしたが、夫に出会ってこの趣味は終焉を迎えました
だよね笑