好きな作家さんの話:1 | てきとう(仮)

てきとう(仮)

チーム名がないのでブログタイトルなんて思い浮かびませんでした。

昨晩の記事をですね、投稿した覚えがないんですよ
いや、「ない」と言うと話を盛りすぎなんですけど……近い言い方をするならば「夢かと思った」です。
帰宅時間がそこそこ遅い+ご飯食べるのが遅い=22時過ぎ、というのが最近のテンプレでして、23時過ぎるとそろそろ眠くなってくるんですよね。
去年の今頃の私が聞いたら「めっちゃ健康的じゃん!」って言ってくれると思う
去年は23時が定時だったものね(遠い目)
しかし、その眠い状態を引きずってお風呂に入り、その上でなけなしの体力を振り絞りゲームしてるので、就寝時間はそれなりに遅いです
全然健康的じゃなかった
 
 
今日は書きたいことをしっかり持ってきました!!
さてさて、ちょっと聞きたいことがあるんですけれど、皆さま最近本は読みましたか?
私はね、
 
全然読んでないです。
 
学生時代はラノベに始まり論文や参考文献等々毎日2時間近くは読書をしていたんですけど、車で移動するようになり、さらにゲーム実況の世界に戻ってきてからこちら、全くと言っていいほど読んでいませんでした。
読書する時間があるなら動画見てる…んですけど、最近ね、積んでた本の消化に入りまして。
でもやっぱり集中力がなくなってるものですから、長時間読めないんですよ。
 
そこでオススメなのが「星新一」さん。
主にSFを書かれていた方なんですけど、「ショートショートの神様」なんて呼ばれる方です。
数ページで完結する短編とかがザラなんですよね。一話読むのに2、3分かからないくらい。
しかしながら、一話読んだ後の満足感たるや!
しかもそれが文庫本で読める!安い!こんなに安くて良いのかと不安になる!
まあでも、数が多いので揃えようとすると中々難しいところではあるけど…
何なら図書館で借りるとかでも良いから、ぜひ一度読んで頂きたいなあと思います。
かくいう私も、その昔図書館うろついてたらたまたま発見して、試しに一話読んだ後即カウンターに持って行った感じなんですけど
伏線回収が気持ち良いっていうのもあるし、この字数でよくこんな鮮やかに話がまとまるなっていうのもあるし、何よりこの人の作品がすごいのって、「いつの時代でも」「どこの国の人が読んでも」話が通じるところ
 
というのも、固有名詞を使わないようにしているんですよ
具体的な人名も数字も地名も出さないし、某ほにゃぺでぃあさんからの引用になるけど、『例えば「100万円」とは書かずに「大金」・「豪勢な食事を2回すれば消えてしまう額」などと表現する』…って感じで、とにかくいつの時代でも通用する書き方をしてるんですよね
だから「えっ!?これ初版1963年なの!?」とかよくある
マジで びっくり する
だって文章読んで、何の違和感もなく頭の中で想像できるんだもの。しかもSF。
もしや未来が見えていたのでは?と思いたくなるくらい
オススメです
 
余談だけど、この方「森鴎外」の縁者です(鴎外が大伯父)
…そういえば『舞姫』とか『高瀬舟』とか買ったきり読んでない
森鴎外はその人となりが結構好きで。
まあ「小説家で評論家で翻訳家で陸軍軍医(階級的には中将相当)で官僚」とかいう笑っちゃうくらい肩書きが多い人、気になるに決まってるよね
しかし、どうにもこの辺の時代の文体が苦手で、読むのに時間がかかるんです。
だからついね、後回しに…
という話をしていたら、オススメされてた『暗夜行路』読んでないの思い出した
忘れないようにメモしておきますね
 
また好きな作家さんの話をするかもしれないくま