私(母)


息子の主治医  執刀医の林先生。


初めて林先生の診察を終えて

息子 元夫 私は

林先生に診ていってもらいたいと

自然に思えたと思う。


林先生は

さらーと自然で、笑顔もあって

かたい感じはなかった。


人の顔には、持ってるものがでる気がする。

内面が顔に現れている感じもする。

それを人相と言うのかな。


乱暴に言えば

林先生は人相がいいなと感じた。


散々病院や医師を調べている時

ネットで見たある医師は

人相悪そうで苦手だな。

息子の頭、いじって欲しくないなと

思えてしまった。

息子もそう感じたらしい

なら尚更だめだ。


これから先も息子は

林先生の診察室へ行く。


林先生は50代くらい  息子は20歳

歳の順では林先生の方が先にいなくなる。


林先生がいなくなったら

息子はどうなるのだろうか

と尋ねた。

林先は笑いながら

「もうそんな先のこと考えてるの?」

と言い

ある1人の医師の名前を伝えてもらう。

伝えられた医師が、

いずれ息子が診てもらえる医師。

お会いしたことはない。


ずっと先まで歩ける道があるのは嬉しい

安心もする。


医療  医学のこと

全然わからないけれど

その場限りの、その時だけの

医師じゃなくてよかった。


息子は死ぬまで

医師を頼らなくてはならないもの。


安心出来る医師が

そばにいてくれることは

息子が生きやすくなる。