「野口五郎はただのアイドルではない!」は表現が的確ではないpart4 | susunandakedo-haraenaiのブログ

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野口五郎は「日本の音楽界のチョモランマ」「音楽の匠」だぁ。
筒見京平さんから108曲という日本一の曲数を提供されたこと
がその証拠。

圧倒的な歌唱力、衣装、ルックス、全てにおいて異次元の完成度

 

LPはもう持ってないけれど復刻版は持ってる。

まずは大大大好きな「トライアリトルテンダネス」

この曲を初めて聴いたのは「1973年野口五郎故郷に帰る」だった。なんてセンスのある曲!!すぐに虜になってしまった。

 

それから一年ちょっと経った「1974年GORO IN SUNPLAZA」での「トライアリトルテンダネス」は圧巻!

声が出てるのもさることながら表現力が凄い。

「1973年故郷に帰る」では出していなかった凄い表現力。

東海林修先生の編曲のすばらしさが五郎さんの歌唱力を引き出している。

 

五郎さんのオリジナル曲は「難しい」とプロ歌手からも言われるが、それはkeyのことを指してると思う。

表現力の凄さを見せつけてくれるのが、この

「トライアリトルテンダネス」

伸びやかで力強い高音、消え入り感、余韻、字余り、かけ声、

ブレス位地、強弱のつけ方。

「1974年GORO IN SUNPLAZA」のトライアリトルテンダネスを聴いたあとに、本家のオーティスレディングを聴くと、

扁平に聴こえてしまうほど。

往年の女性ファンは「❤❤五郎が好き❤❤」という感情を取り払って、聴覚だけできちんと確認して欲しいなぁ。

 

五郎さんの表現力を堪能するには「青いリンゴ」でも「私鉄沿線」でもなく「トライアリトルテンダネス」等、変化のある曲。

 

「1974年GORO IN SUNPLAZA」のバンドもすばらしい!

五郎さんのブログを読むと曲を思い出して聴いてしまう。そして感想を書きたくなってしまう。

 

世界で一番好きな曲を選べと言われたら、圧倒的な存在感を持つ「トライアリトルテンダネス」を選ぶ。この楽曲をこれだけのクオリティで表現できる歌手は他にいないと思う。

 

「野口五郎はただのアイドルではない!」と表現する方がいますが、その表現では五郎さんを下げる表現になってしまってる。

「野口五郎はただの天才アーティストではない、若い頃は王子様のようにカッコ良くてアイドルで売り出すほどだったんだよ!」が的確だと思う。