こんにちは！いつも専修大学水泳部のブログを見て頂きありがとうございます！4年主将の齋藤慶介です！
さて、専修大学水泳部も4月から部員が一段と増えて、練習も以前より賑やかになってきました。その分毎日楽しく泳がせてもらっています！
人数が増えた分、ブログが回ってくる期間も長くなり、私が引退までに書けるブログはこれが終わると残り1回です。
まだまだ書きたいことが沢山あるので今のうちから計画的に記しておきます。少し長くなりますがお付き合い頂ければ幸いです。
私は今年のインカレを最後に15年間続けた水泳を引退しようと考えています。
そのため、僕の専修大学として出るレースも立教、カンカレ、インカレの残り3試合になりました。
「ついに来たか」って感じです。
卒業後は企業の水泳部に入り水泳自体は続ける予定ですが、今までのような熱量で水泳を続けることは無くなります。
実際、後悔もやり残したこともたくさんありますし、まだまだ水泳部の仲間と一緒に泳いでいたいです。
ですが、いつか必ず辞めなければいけない時が来ます。
いつか辞めるのであれば、私は今の環境で、今支えてくれてる人に応援されている中で堂々と有終の美を飾りたいです。
そんなこんなで、今までの水泳人生を振り返る機会がとても増えました。
振り返ってみると今まで出会った仲間との楽しい思い出ばかり鮮明に蘇ります。
きっと、水泳が私に与えてくれたもの以上に水泳で出会った仲間がより多くのものを私に与えてくれたんだと思います。
本当に恵まれています、感謝しかありません。
そんな”仲間”の話なのですが、
大学水泳はチーム戦です。
中でも、専修大学は部員全員同じ練習環境であり、他大学より協調性が重視されると思います。
これは水泳部の話に限らず、チーム内にいると、色んなタイプの人がいて、苦手な人にも必ず接しなければいけない時があります。
加えて、先輩やキャプテンの言う価値観や考え方に従うなかで、どことなく「居ずらさ」を感じることも多いと思います。
それが、悪いと言いたいわけではありません。それも大切な考え方の一つであり、社会に出れば必ず必要になります。
ですが、競技のパフォーマンスを最大限に発揮するためには、全員が「楽しく」競技に取り組むことも重要だと考えました。
なので、今年度のスローガンにもその想いを込めて「好きこそ、無敵」と掲げさせて頂きました。
人それぞれに自分のペースがあって、それぞれ努力の仕方があります。人の性格に優劣はなく、それはただの「違い」です。
以前、何かの動画で見たサッカー日本代表のある監督が「強いチームとは仲が良いチームではなく、一体感のあるチームだ」と言っていました。
チームメイト全員を好きになる必要は無く、仲良くする必要もないですが、一人一人が仲間の「違い」をリスペクトし、認め合うような一体感のあるチームが強いんだと思います。
自分とは合わないような人こそ、自分を必ず成長させてくれると信じています。
その上で、どうしようもないような環境の変化などに対して、文句を言わずに自分自身が変わること、自分から変われる人は本当にカッコ良いと思いますし、私自身も主将として、そうような人間になれるよう努力していきたいです。
水泳を通して培った向上心を自分が良い方向へと向かうエネルギーに変えていきたいです。
といっても、主将として過ごす期間もあと2ヶ月です。
毎年「早く来てくれ」と思っていた夏も今年ばかりは心の底からそう思えそうにありません。
今年はチーム目標として
「インカレ ベスト率100%」
「カンカレ 団体出場権 獲得」
「日本選手権5名 ジャパンオープン10名 出場」
を掲げています。
まずは、カンカレでの団体出場権獲得です。
当然、私1人なんかの力ではこの目標は達成できません。
私は自分の結果以上にこのチームの目標を達成したいと強く思っています。
部員全員が同じように強い意志を持って、挑んで欲しいと願っています。
そんなアツい夏がもうすぐ幕を開けます。
私にとって最後の夏です。
今年の夏も相変わらずとても暑いので体調にだけはお気をつけください。
長くなってしまいましたが、最後まで見ていただきありがとうございました。
次回はラストブログで会いましょう。
次は三輪くんです。