今年の2年生の学外研修のテーマは「マグロ」です。
行先は神奈川県三浦市三崎港。品川駅より電車とバスを乗り継ぎ2時間弱で到着。
まずは食の神様・磐鹿六雁命(いわかむつかりのみこと)が祀られている海南神社へ!
参拝し学生たちと今後の調理技術の向上と安全を祈願しました。
※記念撮影のため撮影時のみマスクを外しています
そしていよいよ本日のメインイベントであるマグロ尽くしが食べられるお店「三崎館本店」へ到着。
こちらのお店は歴史も古く明治41年創業、割烹旅館としてスタートしました。
当時は海水浴客をターゲットとしていたそうですが、昔の海水浴とは泳がずに海水につかって病気を治すことだったそう。
お店の方にいろいろな話を聞きながらも目の前に並ぶマグロ尽くしの料理にくぎ付けの学生たち。
みんな揃って「いただきます」の号令の下、試食開始です。
マグロの刺身や角煮ももちろん美味しいのですが、マグロの皮の酢の物や卵寄せ、マグロハムなど珍しいものをいただくことができました。
意外と人気があったのが胃袋の酢味噌和えと内臓を細かく切って塩漬けにした酒盗でした。
そして学生たちの一番目を引いたのが巨大なマグロの兜焼き。学生の頭より大きいものでした。
この兜焼きという料理は今ではいろいろな店で食べられるようになりましが、
元々は漁師さんのまかない料理でマグロ漁船の煙突につるして焼いて食べていたそうです。
それでも大きなものですから、食べきれずほとんどは捨てられていました。
それを見ていたこちらの店の先代がお客様にお出ししたところ「これはうまい!」となり広まっていったそうです。
こちらはお店の方に取り分けていただき大根おろしを添えて試食。ご飯もなんと5杯もお代わりする学生がいました。若さって素晴らしい!
ごちそうさまでした。
食事のあとは解散して自由行動。
すぐ近くにある産直品売り場「うらり」でお土産を買う学生もいれば、船に乗って海底散策に行く学生など、
思いおもいの学外研修で終了となりました。
コロナ禍でさまざまなイベントが中止となっていたので、学生生活の楽しい思い出の1ページになってくれていると嬉しいです!