毎日暑い日が続きますが、皆さん夏バテなどされていませんか?
食欲が落ちる時期ではありますが、健康のために朝昼晩3食バランスの良い食事を心がけましょう!
今日は、和食研究科3年生の授業をご紹介します。
◆和食文化実習 「茶懐石」
特別講師石田知裕先生のお茶室での授業の様子。
ここではお茶室での立ち居振る舞いからお茶の作法を学び、料理に向かう精神を養います。
また、懐石の原点である「茶懐石」もこちらで学ぶことが出来ます。
茶懐石には料理をいただく作法があります。
作る側と食べる側が双方に「人を敬い」「物事に動じない心」が養えると考えます。
1時間近く正座をしての授業では新しい学びもあります!たとえば足がしびれにくい座り方とか(笑)
◆高度調理技法 「鱧(はも)調理」
調理研究科3年次では一人ひとりが鱧をさばき調理します。
鱧は他の魚とさばき方が違うことも難しさの一つですが、細かい小骨を専用の鱧切り包丁で切っていきます。
骨切り包丁は長くて重いため最初は使うのに苦労していますが、だんだん上手にできるようになっていきます。
また、湯引きや炙って調理し夏らしく盛り付ける勉強もします。
◆高度調理技法「鮎の炭火焼」
活きた鮎を炭火で焼きます。これは調理研究科でしか学べない技術です。
ガス火の焼き台と違い炭は火加減を調整するのが難しいですが、焼き上がりの焼き色や食べた時のおいしさは格別です!
そこを学生に味わってほしいと思っています。
一見簡単そうに見える串打ちですが、正しく串が打てていないと鮎が串から落ちてしまいます。
また、40分かけて焼き上げるので少し油断すると焦げてしまいます。皆、試行錯誤しながらも真剣に取り組んでいます。