6月の懐石は水無月懐石。
本日はその復習授業となります。
水無月懐石の献立です。7品を調理します。
◆先付け:水無月豆腐
◆お椀:アイナメのお椀
◆お造り:カツオ、アオリイカ
◆焼き物:イサキの胡麻塩焼き
◆炊き合わせ:冬瓜、小芋、蛸
◆ご飯:アナゴとごぼうの炊き込みご飯
◆デザート:フルーツポンチ~ココナッツアイス添え~
【水無月豆腐】
6月には昔から夏越しの祓いという行事があります。これは心身の穢れを清め、無病息災を祈願する行事です。
この時期に食べると良いとされている水無月という氷の形に模ったお菓子をイメージして作りました。
【アイナメのお椀】
和食の味付けの中で一番難しいとされているのがお椀の味付けです。出汁を注ぐ手つきもまだまだぎこちないですね。
【お造り】
カツオとアオリイカ。夏に向かって盛り付けもすっきりとした盛り付けにしていきます。
【イサキの胡麻塩焼き】
ここでのポイントは魚の脂を利用して胡麻を3回に分けてかけていきます。胡麻の焼き目のグラデーションを出します。
【炊き合わせ】
蛸はじっくり3時間柔らかくなるまで炊きます。そこから味をつけ1 時間。手間のかかる仕事です。
【アナゴとごぼうの炊き込みご飯】
アナゴの煮汁を使って炊くので通常の炊き方ではお米に芯が残ってしまいます。少し固めだったかな。。次は失敗を成功に!
【フルーツポンチ】
ココナッツペーストを使ったアイスは学生に人気のアイスのひとつです。季節のフルーツを使ったアイスを年間6種類ほど作ります。
和食調理科の2年生は毎月懐石料理のコースを調理します。次は文月(ふみづき)です。
またご紹介いたします!