新年明けようとしていますが、あまりめでたくありません。
原発が爆発した後の総選挙で、原発を推進してきた自民党が圧勝しました。
政権交代直後から「原発再推進モード」全開です。

2012年。プライベートでは、独立開業し、順調な滑り出しです。
今年の正月に掲げた「阿蘇で、薪ストーブのある、木と漆喰の家に住む!」という目標は
神がかりのタイミングで出会った「阿蘇のログハウス」に無事引越すことが出来、
目標がほぼ達成されました。目の前が大きい池なので薪ストーブだけでなく、
カヌーのある暮らしまでが手に入りましたが、毎日食品の放射能汚染を気にする
不便で、腑に落ちない日々は相変わらず続いております。

今年は、阿蘇が地元の”ロック農民”と知り合うことが出来、
阿蘇の米、野菜、椎茸、土、灰等の放射能汚染調査結果を知ることが出来ました。
米と野菜と椎茸は検出限界値1ベクレルで検出限界値未満の嬉しい結果でしたが
土(Cs-137:6ベクレル)と灰(Cs-137:35ベクレル)からは、
半減期30年のセシウム137が検出されました。
我が家の冬の贅沢である”薪ストーブの幸せ”までも奪われた思いで
この冬は、薪ストーブはメイン暖房に使用していません。
私は「自然の恵み」こそが、とても贅沢だと思って生きてきました。
春には、山桜の下で山菜料理を楽しみ、初夏は天然の鮎を食べ
真夏は海で、魚や貝を取って浜辺で焼いて食べ、秋はきのこ狩りをして、
冬は炎を見て暮らす。そんな何千年も昔から人類が喜んできた事が、心底大好きでした。
しかし、東日本のジビエや川魚、天然のキノコなどからは連日、信じられない程の
放射能が検出されています。自然を愛する人程、この悲しみに嘆いていると思います。

この1年9ヶ月の間に「怒り」の心境から「愍み」の心境に変わっています。
まるで原発事故なんてなかったかのような無関心な日常と、
原発推進の自民党が圧勝するという選挙結果に、とてつもない疎外感を感じています。

2012年、大晦日。
「イカれた日本から遠い新天地で心静かに生きて行く」覚悟だけが日に日に強まっています。


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