トムソーヤの冒険などでお馴染みの

 

作家マーク・トウェイン氏の言葉で

 

「The coldest Winter I ever spent was  a Summer in San Francisco。」

と言う有名な一節がある

 

直訳すれば「私が過ごした最も寒い冬はサンフランシスコの夏だった」と言うものだ

 

ウェットにとんだ彼らしい言葉だろう

 

だが彼の言葉は正しいかも・・・

 

それほど夏場のサンフランシスコは涼しい・・・いや寒いのだ

 

冗談抜きで、私のベッドサイドには卓上のヒーターが一年中置いてある

またキルティングのジャケットも毎日、朝晩利用している

 

 

サンフランシスコの夏場の平均気温は

朝晩 50°F~60°F(11~15°c)

日中 60~70°F(15~21°c)

 

夏場でも朝晩10°c前後というのは寒い

日中は日差しは強いのだが、海風がビュービュー吹き

体感気温はかなり低くなる

 

このサンフランシスコの夏場が寒いのには理由がある

 

沖合を流れる寒流のカリフォルニア海流が冷たい北の海の水を南部まで

持ってくる

 

その海流の影響で冷たい空気を運び、市内に霧を生む

 

4月5月は比較的穏やかな天候が続くが

 

6月の半ばころから本格的な夏場を迎えると

 

天気は良いものの風が冷たく強風が吹き荒れる

 

 

 

と言う理由でサンフランシスコの家屋では、今でもクーラーを置いてない家が多い

必要無いのだ

 

日差しが強くなる日中でも20°cちょっとで、滅多に25°cを超える事は無い

 

 

 

 

こんな気候に慣れてしまうと、ちょっと暑いだけでバテバテになるのが

サンフランシスカンだ

 

寒い夏に慣れているせいか

 

夏場の日本は地獄のようで、出来るだけ夏場を避けて日本へ行くようにしている

 

しかしながら、うだるような暑さの中、ベイエリアの中でサンフランシスコ市内だけ

涼しいオアシスのような環境は贅沢だと感謝している。

 

 


6月15日 早朝 6時15分 気温10℃