少し前までは航空会社の座席クラスは
＊エコノミークラス
＊ビジネスクラス
＊ファーストクラス
最近ではこのエコノミークラスとビジネスクラスの間に
プリミアム・エコノミークラスと言うのが出来て
毎年進化しているようだ
ちょっと前まではエコノミークラスに＄５００ドルか＄６００ドルを支払えば
空席がある限りカウンターでアップグレードしてくれたプリミアム席
それが航空業界のビジネスシーンの変化に伴い
ファーストクラス利用者が減って
ビジネスクラスの客数が増えたことで
将来的にファーストクラスを無くそうという動きが各社で進んでいる
それに伴い
現在のビジネスクラスを充実させファーストクラスに近ずけ
新しくプリミアム・エコノミーを拡大充実させ
将来的には
エコノミークラス
プリミアム・エコノミークラス
ビジネスクラス
の３本柱で運航を考えているようだ。
そういう理由で最近の各社のプリミアム・エコノミークラスの
充実化は目を見張るものがある
各社ともエコノミークラスとの格差化を図り
最も売りたいクラスにしたいのが本音では無いだろうか？
プリミアム・エコノミーの拡大充実化は嬉しい話だが
運賃も以前に比べてぐっと上がってしまった
以前は＄1600ドル台であった運賃は
最近では
一番安いアジア系の航空会社でも$2000ドルをちょっと切るくらい
日系航空会社では
ANAが $2700ドル前後
JALになると $3200ドル前後する
（格安航空券サイトの９月の運賃から ５月２３日現在）
エコノミークラスが$1000ドル前後で手に入る事から
およそ2.5倍から３倍の価格になってしまったようだ
サンフランシスコから東京まで
１２時間の飛行は身体的にかなりきつい
出来ればゆったりと過ごしたいのが人情だろうが
ビジネスやファーストクラスは高嶺の花
参考までに日系航空会社で
ビジネスクラスは およそ＄6500ドル
ファーストクラスになれば ＄20000ドルを超えてしまう
これでは庶民には少々無理な話だ
せめてプリミアム・エコノミーの運賃が$1500ドル前後であれば
考えるのだが・・・・
今後増えるだろうプリミアム・エコノミークラスの利用客
それではどこの航空会社のプリミアム・エコノミーが良いのか？
ちょうど資料がったので表記してみる
「スカイラックス・ワールドエアーライン・アワード 2023年度」から
今回はプリミアム・エコノミークラスに絞って世界の評価を調べた
（総合点で）
１位 エバー航空
２位 シンガポール航空
３位 エミレーツ航空
４位 バージンアトランティック航空
５位 デルタ航空
６位 カンタス航空
７位 ANA
８位 エールフランス
９位 キャセイパシフィック
１０位 JAL
（ベストシート座席）
１位 エミレーツ航空
２位 シンガポール航空
３位 エバー航空
４位 バージンアトランティック航空
５位 ニュージーランド航空
６位 カンタス航空
７位 デルタ航空
８位 エールフランス
９位 ANA
１０位 キャセイパシフィック
（べストミール）
１位 エバー航空
２位 カンタス航空
３位 シンガポール航空
４位 バージンアトランティック航空
５位 エミレーツ航空
（区域別では）
アジア地域 １位 エバー航空
オーストラリア・太平洋地域 １位 カンタス航空
ヨーロッパ地域１位 バージンアトランティック航空
北米１位デルタ航空
以上のような結果が出た
サンフランシスコから東京までのフライトで可能性が有り、評価の高い航空会社は
エバー航空とシンガポール航空だろう
エバー航空は私も何度かエコノミークラスを利用したことがあるが
サンフランシスコー台北間が１４時間
台北ー東京間が３時間弱となっているので時間にゆとりがあれば利用できる
タイミングさえ合えば 往復$2000以下でプリエコが手に入る事もある。
なお最後にこの調査の結果でエコノミークラスで１番に輝いた会社はJAL、２位がカタール航空
３位がシンガポール航空だった
お金に余裕のない人は（私の様に）JALかシンガポール航空がお勧めという事か。
