コロナ後にあらゆるものが値上がりしているので

 

さほど驚かなくなったが・・・・

 

時々買っている近くのPeets coffeeが今朝行って何時もの様に

 

コーヒースモール1杯 $3.12が$3.31セントになっていた

 

 

 

19セントの値上げ (約6%の値上げだ)

 

確か昨年も値上げしていた記憶がある

 

コロナ下で全ての物が値上がりしたがコーヒーも例外ではない

 

渡米した当時は$1ドル以下だったコーヒーが今や$3ドルを超える時代になった

 

 

まあコーヒーに関しては値上がりしただけでなく

この40年でアメリカのコーヒー文化は革命的な変化を起こした

 

 

世界的にはスターバックスが有名だが

実はスターバックス以前にこのベイエリアで本格的な芳醇なコーヒーサービスを開始したのが

ピーツコーヒーだ

一号店は1966年4月1日 バークレーのバイン通りとウォルナット通りの角だ

(今でもあるよ 2124Vine St. @Walnut St. Berkeley)

 

この1966年4月1日が「薄くて不味いアメリカンコーヒー」の歴史の転換点となった

 



 

今や世界のコーヒー産業はアメリカが中心となったが

その出発点が我々の住むベイエリアにあったという事は

誇りにして良いことだと思う

 

因みに当時のピーツコーヒーで働いていた3人の学生こそ

後にシアトルで操業(1971年)を開始するスターバックス・コーヒーの開業メンバーだ

当初のスターバックスはピーツからコーヒー豆を買い付けていたわけで

コーヒー産業の大先輩にあたる

 

さてさて話がピーツの歴史まで行ってしまったが・・・

 

コーヒーの値上がりが毎年起こる原因として挙げられているのは

 

世界中のコーヒー収穫は気候変動の影響を受けやすく’

降雨パターンの変化や気温の上昇、害虫や病気などによって起こる

 

以上は値上がりの気候的要因だが

 

その他にもある

コーヒーのサプライチェーンは広範囲だ

アフリカ、アジア、中南米で収穫後

コーヒー豆は

洗浄

乾燥

品質選択

梱包

出荷

などのプロセスを経る

 

コーヒーの最終消費者は殆どが欧米諸国に居るために

物流、人件費、運送費が高くなる可能性が極めて高い

 

以上の理由からコーヒー豆の値上がりは頻繁に起こるのだそうだ

 

 

 

たかが一杯のコーヒーの中に

農園での労働や運搬、作り手の愛情や情熱

 

その全てが整って初めて

美味しいコーヒーが出来上がる

 

そんなコーヒーを

日曜日の早朝から飲める幸せ

 

感謝したい