「カリフォルニアに長く住むと季節感が無くなる・・・」

 

とよく言われる

 

食材に関しても季節季節の食材を楽しむという事が中々な出来ない

 

しかし現在では世界中から季節折々の食材がアメリカに輸入されるので

 

ある程度季節を味わうことが出来るようになった(これを季節感と呼べるのか?)

 

今回見付けたのは春の季節に人気の「竹の子」だ

 

原産地は台湾か中国本土のようで

比較的安価だ

 

 

日本産も時々見掛けるが…値段が一桁違うので手が出ない(泣き)

 

 

今回の物は小ぶりだったが1つ$4.50セントくらいだった。

 

 



 

以前から試してみたかった 「あく抜き」を今回は実験してみた

 

竹の子のえぐみを取るためにあく抜きをするのだが

従来の方法だと、糠と鷹の爪を入れて1時間ほど茹でなければならず

結構手間が掛かる食材なのだ

 

しかしネットで見つけた調理法では「塩ゆでするだけでえぐみが消える」と

説明していた。

 

「本当かいな・・・それが出来れば苦労はしない」と思いながら作業を開始した

 

結論から先に言う

 

「塩ゆでしただけで殆どえぐみが消える」

 

 部位によって根元などは多少の苦みがあったが

これも好き嫌いの範疇だろう

 

簡単にあく抜きできれば家庭でも楽しむことが出来るのでぜひ

お試しあれ

 

 

調理法

 

1、1リッターの水に対して塩小さじ2杯(約12g) の割合

2、竹の子の皮をむき 部位によって切り分ける

3、落し蓋をして15分ほど茹でる

4.茹で上がりを確認して素早く冷水につけ

  5分ほど流水にさらす

 

切り分けた部位は

 

1.姫皮 酢の物などに

2,穂先 刺身や天ぷら

3,真ん中 何でも

4,根本  煮物 炒め物

 



 

食べた後の感想

 

レストランでも多く厨房で使っているのは

缶入りか水煮の竹の子

フレッシュな竹の子は 「味」「香り」「食感」「仄かな甘み」「仄かな苦み」が絶妙で美味しかった